ひげブログ

Miniature Schnauzer
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脾臓の腫瘍について

2008年03月17日 | ■はな(Mシュナ)
これは、はなの腫瘍の話しではないですが。
私が調べた範囲で、簡単に説明を…と。

まず脾臓とは、胃の横にある臓器で
血液をろ過・貯留・造血等の働きがあります。
犬は、脾臓を摘出しても生きていけます。


脾臓にできる腫瘍の3分の2は悪性と言われています。
その悪性腫瘍の3分の2は「血管肉腫」です。
血管肉腫は、3大腫瘍の1つで、非常に転移性の高い腫瘍です。
血管肉腫の後発部位は、脾臓・心臓・皮下組織等。
ゴールデン、ラブラドール、シェパード等が発生しやすい。

脾臓、肝臓にできた血管肉腫は破裂する事があり
体腔内へ急激に出血、貧血や突然死を招く。

脾臓の腫瘍は初期段階では、症状を示さない傾向があり
診断されるまでに、かなり肥大している事がある。
おなかが膨れる、しこりがある、食欲は変わらない 等の症状。



はなは、お腹がポッコリしています。
そもそも、そのお腹のポッコリが気になって
そこからエコー検査になったんですけども。
はなの脾臓に血管を形成する等の腫瘍性変化がみられました。
今の段階では、貧血はありません。
が、腫瘍が4~5cmで、脾臓も肥大しています。

ネットで血管肉腫のエコーの画像を見ると、
はなのとよく似て見えます。
先生も「これだけ血管がきてるのは…」と言ってました。
最終的な判断は、取り出して病理検査をしなければ
なんとも言えないけども。
なんとなく、悪性な気がしちゃう。

本人は心臓の薬が効いているのか、
多少、動きが軽快になりました。
食欲もあるし、元気です~。




GREEN DOG
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