今回紹介するのは『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』です。
ジャンルはホラー/スリラーとなっております。
ダニー・フィリッポウとマイケル・フィリッポウの共同監督ですね。
この二人は兄弟なんです。
さらに彼らはチャンネル登録者数682万人、再生回数15億回を誇るオーストラリアのYouTuberという肩書きも持っています。
成り立ちが珍しく、面白い作品なのでぜひチェックしてくださいね!
【上映時間】
95分
【制作国】
【監督・脚本・キャスト】
【あらすじ】
母を亡くした高校生のミアは、気晴らしに仲間とSNSで話題の「#90秒憑依チャレンジ」に参加してみる。ルールは簡単。呪物の「手」を握り、「トーク・トゥ・ミー」と唱えると、霊が憑依する――ただし、必ず90秒以内に「手」を離すこと。 ミアたちはそのスリルと快感にのめり込み、憑依チャレンジを繰り返してハイになっていくが、仲間の1人にミアの母の霊が憑依し――。
【ネタバレなし感想】
友達の友達にもらった“手”という設定が見事。
友達の友達はもはや赤の他人であり、それが恐怖を煽る。
人間が何者かによって取り憑かれる恐怖。
理解不能な行動を連発する恐怖。
自分のせいで事態が急速に良くない方向へ向かい、自分も徐々に呪われ始めていることに気づいてしまう恐怖。
その責任感から行動を起こそうとする、肉体的にも精神的にも痛々しい展開の連続。
人間ドラマも筋が通っていて面白い。
ホラーとしては軽めだが、インパクトはあった。