山形つや姫ブランド化戦略推進本部(本部長・吉村美栄子知事)は6日、山形市のホテルメトロポリタン山形で本部会議を開き、2014年産の「つや姫」の作付面積を2013年度の6500ヘクタールから約3%増やし6700ヘクタールとする生産方針を決めた。品質を維持するため生産者認定制度や栽培方法の限定などは継続する。
2014年の生産方針は▽作付面積6700ヘクタール程度▽現行の生産者認定制度、農薬使用量の制限など栽培方法の限定、出荷基準による仕分けの継続▽生産者の認定要件緩和の検討―の3点。面積拡大の理由として、今年3月に策定した農林水産業元気再生戦略で、コメの産出額を2011年の899億円から2016年までに1千億円に伸ばす目標を掲げていることを挙げた。
県産米ブランド推進課によると、今月下旬から認定生産者の募集を始める予定。「つや姫」の県内作付面積は2010年産が約2500ヘクタール、2011年産が約3200ヘクタールで、2012年産に約6500ヘクタールまで拡大し、2013年産は据え置いた。
会議では、「つや姫ブランドの全国定着」を目標とする2014~16年度までの次期戦略の骨子案も示された。付加価値の高い「プレミアムつや姫」など差別化商品の開発や、トップブランド米にふさわしい価格ポジションの維持が盛り込まれている。次期戦略は来年2月の本部会議で決定する。
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