「聖地会議 総集編1」はアニメ聖地巡礼探求のはじまりの1冊です。
「聖地会議 総集編1」です。
聖地会議のレギュラーシリーズのVol.1からVol.6を収録しています。聖地会議はアニメ聖地巡礼の現場で働くキーマンの声を集めようとはじめたシリーズです。
著者の柿崎俊道(僕です)は2005年に「聖地巡礼 アニメ・マンガ12ヶ所めぐり」を上梓して以来、「アニメ聖地巡礼」を追いかけ続けています。
聖地巡礼が新聞記事やWEBニュースになると、「地域のやさしさに感動!」「ファンのマナーのよさに地元びっくり!」「人気アニメに、地域が感謝!」と決まりきったフレーズで彩られます。
アニメ聖地巡礼について全国を渡り歩いてきました。多くの地域の方、制作関係者、そして、ファンとお会いしてきました。
定型文のようなフレーズを目にするたびにモヤモヤするんです。否定するわけではないけど、そんな簡単にまとめていいのかな、と。
聖地会議は、アニメ聖地巡礼に対して自分なりの答えを探し続けているプロジェクトです。多くの方にお話を伺いました。その言葉をできるだけそのままに原稿にしています。「アニメ聖地巡礼」に言葉で光を当てる作業です。ひとりふたりと対談相手が増えていくと、それだけ光の数が増えます。
読者もひとつの光です。読んでいるうちに、「アニメ聖地巡礼」が朧げながら見えてきた。そんなご感想をいただきます。
「聖地会議 総集編1」は6人にお話をお聞きしました。スペシャル座談会として、聖地巡礼ファンの集まりである「舞台探訪者コミュニティ(BTC)」のハブさんと、コンテンツツーリズムの研究者 岡本 健先生、そして、私(柿崎俊道)の3人がお話しをしました。
アニメ聖地巡礼の現場の声を集めたい。人はどのようにアニメ聖地巡礼を捉え、取り組んでいるのか。それを知りたい。
「聖地会議 総集編1」はアニメ聖地巡礼探求のはじまりの1冊です。
(柿崎俊道/聖地巡礼プロデューサー)
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