皆さんこんにちは。
電気工事・天井クレーン点検保守・高圧受電設備のセイキョウ 鈴木 孝昌です。
7月も今日で終わり、いよいよ明日から8月です。梅雨が明けたとたんに暑い日が続いておりますが、体調に気を付けてお過ごしください。
さて今日は太陽光発電設備を設置するうえでの第一段階、地中杭の設置についてご紹介します。
太陽光発電用パネルの架台には様々な種類のものがありますが、当社ではパイプ式架台を推奨しております。
当初はコンクリート基礎を打って架台を固定する方式が多かったのですが、最近はこのパイプ方式をいろいろなところで見かけるようになりました。
事前にパイプを打つ場所を墨出し(位置を決める)しておき、専用アタッチメントをユンボの先端に取り付け、振動で地中に埋め込んでいきます。
上の写真のように杭を地中に打っていきますが、高さと打つ場所があっていないと後からパイプを取り付ける際に苦労します。
上の写真は地中杭に奥行き方向のパイプを取り付けた状態です。地中杭がずれているとパイプの位置もずれてしまい、パネルを取り付ける際に影響を及ぼすので、慎重に行います。
架台の施工方法は様々ですが、どの方法をとってもパネルをきちんと取り付けられるということがポイントになります。架台の端から端まで50m以上あるのはざらですから、ほんの少しずれても50m先では大きなずれになります。
位置決めが非常に重要な工事です。