ある熱暑の日。
新宿紀ノ国屋サザンシアターで井上ひさしの芝居を観る。
と、つくづく思う。
こんな思いに共感される人は、たぶんに結構いたりするんでは無かろうか?
こまつ座公演の「闇に咲く花」に出演していた、松下洸平。
最近テレビの中でも頻繁に見かける彼。
実物を間近で拝見して、本当に顔が小っさかった。
そのサイズ感から、他の出演者とのバランスがおかしいとすら感じた。
何年か前に、不倫騒ぎで大騒ぎしていた東出昌大を芝居で見たが、奴の顔も驚くほど小っさかった。
松下洸平は役柄上、野球帽をかぶっている時が多く、なおさらに頭の小ささが強調されていたんだと思う。
ところで、「闇に咲く花」とは?
と、芝居が済んで考えた。
どこにそんな花が出てきたんだろうか?
闇に咲く花的なものを匂わせる事が、どこかにあった?
どうして井上ひさしは、この芝居のタイトルを「闇に咲く花」にしたのか、誰か教えてほしい。