って何だろな?
「旅芸人の記録」
「木靴の樹」
「大地のうた」
「ファニーとアレクサンドル」
「家族の肖像」
「大理石の男」
などなど、幾多の錚々たるラインナップが浮かんで来る。
しかし自分はこれらの映画、実際は岩波ホールで観てないンですけれどネ。
のちのち名画座で出て来た機会に観ました。
最近の読売新聞夕刊の記事で、閉館が間近であるのを再認識して、ちょっとだけ思いを巡らせてみました。
さらに
この歴代興行収入のベスト10が興味深いです。
先に列挙した映画が1コも入ってないという。
メディアや評論家がいくら騒いでみたところで、お墨付きと言えどお金には直結しなかった典型ですね。
岩波ホールには縁遠かった自分ですが、この2位に顔を出している中国の「山の郵便配達」は、唯一岩波ホールまで足を運んで観ているのです。何故か。
映画は怪我をした父親に代わって、郵便配達をする事になった青年の話で、その青年のあとをずっと付いて歩く犬が登場する。
その犬の名前が〝次男坊〟で、いい演技をしていました。
この〝次男坊〟という呼び方は、本当は何だったのかと、いつも思う。中国はその頃は一人っ子政策で次男はあり得ないだろうから、違う意味合いの言葉だったんではなかろうか。