『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.4612 夕陽に染まる鳥海山にてBC登山

昨日の山行のレポートとなります
昨日の水曜日も先週に続いて(登山者向けお天気サイトの)てんくらで終日Aですこれは、妄想していたコースでの『板納めBCスキー登山ソロツアー』へ出向かないわけには行きません
それは先月も(湯の台口から)登った鳥海山ですが…西側(海側)コースから登って頂上直下に鎮座する『千蛇谷』。2年前の6月に大平口(今回は鉾立)から登って「ここをスキーで滑れたら気持ちいいだろうなぁ~⛷」と、BCスキーを始めるきっかけとなる動機を覚えたコースです。
昼間の移動の為、往路は思ったより時間が掛かってしまいスタートが少し遅れましたが…果たして狙ったとおりのソロツアーになるのでしょうか


店から204㎞/4時間20分…予定より30分程遅れて、1:30PM鉾立口をスタートしました。ベース標高が高いので、目指す山頂が望めました
先月登った際の湯の台口(往復20㎞)から望むより、だいぶ山頂が近く見えましたので、少し楽な気持ちで登り始めます


20分ほど登った地点から…日本海側の眺望がいい感じです。いつかは訪れてみたい飛島も見えました


スタートから30分ちょっとで長い雪渓に出ました復路はこの雪渓をスキーで滑れるんだなぁ…と思うと、なんだかワクワクしちゃいますね


一部崩れた雪庇と日本海往路は雪庇の上を、復路は登り返さず済むよう雪庇の下りをソロリとスキーで滑り行きました⛷


北側遥か向こうにボンヤリ浮かび上がっているのは岩木山でしょうか…


御浜を通過し眺めの良い御田ヶ原まで来ました。
スタートから約1時間半…だいぶ山頂が近付いて来ました


あまり自撮りはしないタイプですがたまにはタイマーをセットしてパチリ


扇子森から一旦下って、そして登り返した七五三掛辺りから湯の台口からは把握できなかった鳥海山西側の地形が、今回だいぶ勉強できました。


2年前に訪れた際「ここをスキーで滑れたら、気持ちいいだろうな~」と、BCを始める動機のひとつになった場所『千蛇谷』です


千蛇谷と太陽と日本海…絶景に黄昏るしか他ありません(笑)


さて終盤はさすがに傾斜が急になります
苦手な急こう配の岩場が続くと、ガクンとペースが落ちます


大物忌神社へ至る雪渓はなかなかの急こう配でしたが、先週に石転び沢雪渓を経験したばかりですので、結構楽に感じました。慣れとは恐ろしいものですね結局は持参したアイゼンも使わず仕舞いで大物忌神社まで来ました。
営業開始はまだ少し先のようですね…。さて、山頂まであと少しです 


先月に七高山から望んだ際は、新山ドームは真っ白でしたが、ひと月も経つともう山頂部はすっかり夏山の様相でした。


そして予定どおり、スタートからほぼ3時間で登頂完了できました


先月登頂を果たした七高山と外輪山、そして遠くにボンヤリと月山(右奥)


月山と庄内平野と日本海


さてさて、夕日がいい感じの時間帯になって来ました。さすがに風が強く気温も低いので、山頂では長居せず早々に下山開始です。
登山靴を兼用靴に履き換えてスキーを装着…夕日に向かって滑走開始です


ず~っと妄想していた千蛇谷へドロップインです


千蛇谷も(先週の石転び沢雪渓と同じく)落石が多く危険ですので、ほぼ止まらずに滑り切りました。傾斜も気にならず、雪面も良い状態でした


雪が途切れる千蛇谷分岐で一度スキーを外し、夏道を辿り、雪渓に出てまたスキーを履いて…結局今回6回程それを繰り返しました


スキーのトレースが2本ありますが、どうやら私が下山する鉾立とは違う方向へ向かっているようです。スマホでしっかり現在地とコースMAPを確認しながら、ルートから逸れないよう慎重に滑ります⛷


ホント、夕陽へ向かって滑り降りて行く気分で最高の滑走です。時間帯もバッチリ…思い描いていたとおりのサンセットライドを堪能できました~


スキーを終えて、最後の夏道へ入る前に鳥海山山頂を振り返りパチリ
始めから最後まで終始快晴に恵まれた山行…今回も、山の神様へ感謝です


夕陽を浴び黄昏ながら鳥海山を下る贅沢なひととき


6:37PM…駐車場へ到着、無事にゴールできました。休憩含む所要時間=5:07分/移動距離=15.1㎞のよき山旅でした先週の飯豊山・石転び沢雪渓コースが修行度数が高く長く感じましたが、今回はあッと言う間の山行でした


ササッと荷物を車に詰込み終えると落陽寸前です。このあと沈み行く夕陽にオレンジ色に染まりながら鳥海ブルーラインをトワイライトドライブでした


遊佐から日没後の鳥海山を望み、感傷に浸りながら帰途へ着きました
BCデビューイヤーにして12回も出向けるとは思っておらず全てが勉強になった5ヶ月間でした。この日、板納めに相応しいBCソロツアーとなりました
BCスキーも終わりにしましたので、そろそろ少し真面目にROAD練に精を出さないといけませんねッそして落ち着いたら、自転車旅紀行…サイクル野郎のコーナーを充実させたいと思います(既に2・3点、コース選定に入っています)
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