『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.3930 鳥海山

そろそろ歩く体力が戻って来た事もあり「十三峠MTBソロライドでも…」と妄想していた今週でしたが、仙台始め十三峠が通る小国あたりも雨の予報でガックシ来てた所に「秋田県海側は好天」の予報を目にしてしまいました
絞った山は、森吉山と鳥海山…でも、森吉山は遠いなぁ…と選んだのは鳥海山結局4週続けての登山月間となりました…。
鳥海山は2回目(前回は8年前?!Uゴロウさんと矢島口からの登山でした)ですが、標高2,236mの東北では2番目の高峰ですので、この季節まだまだ残雪が多く危険個所も少々有り…とは覚悟していましたが、参考にさせて頂いた方のHPでは「アイゼンなしでOK」との事でしたので、とにかく好天(の予報)なのであまり心配もいらないかと、昨夜に準備&計画したのでありました。今回選んだのは大平口からコースです。店から車で210㎞/下道のみで3時間20分でしたが、これでも鳥海山の登山口で一番近いので…。
6:00am丁度に登山届けを提出し、いざスタート…したのは良いですが、しょっぱなから曇りで、かなり気温が低く、更に雲行きが…
登山口がほぼ5合目で既に標高が高い事もあり、30分ほど歩いて早くも雪渓が現れました。しかも、ガスっていて先が分かり辛い…好天だったハズが、風は強いは息は白いはで、明らかに荒天です
こんな時や、初めて走る古道などは目印の「ピンクリボン」がたいへん有難いですね整備して頂いている方々へ感謝です登山地図アプリもスマホに入れてあるので安心です…が、時折りオーバーランする事数〇回
行程のおよそ半分にある御浜で、あまりの強風に退散も考えましたが…何しろ天気予報は『晴れ』ですので、期待を捨てずに登り続ける事にしました
画像にあります往路の外輪山を辿るルートが険しく、予想以上にキツい箇所でした。灌木の朝露で、まるで失禁してしまったかの様な(笑)外見で進みます。でも願いが通じたか(雲の上に出ただけ?)次第に晴れて来ました
今回のコースは大平~河原宿~御浜~扇子森~七五三掛け~文殊岳(画像)~伏拝岳~行者岳~新山(山頂)~千蛇谷へ周回~あとは往路と同じ本来15㎞の道のりです風が冷たく強いですが、新山がすっかり顔を出してくれました
伏拝岳から御本社(画像中よりやや上)を拝むの画大雪渓が凄い迫力ですね
そして、行者岳から左に折れて激下り斜面を降りて行き、雪渓をトラバースして山頂へ向かいます。山頂直下で余計な回り込みをしてしまい少々危険な思いをしました。時間も10分ほどロスしてしまいガックシ


9:20am登頂完了スタートから3時間20分/8㎞の修行でした。
HCが開催される矢島側は、曇の流れが穏やかでした。
日本海が見えたのは山頂からのみ…とにかく気温が低く風が強いので、今回は景色を堪能する余裕はありませんでした。
南側(山形)は、天気が悪いのが一目瞭然ですね…。
食べ物を補給する様な状態ではありませんでしたので、10分弱の滞在でそそくさと下山開始です鳥海山大物忌神社で無事の下山を祈願して復路へ向かいます。因みに御本社の山小屋もまだ営業開始前でした…。
帰路は千蛇谷の雪渓上を小走り(時々スキー風に滑りながら)で進めました結構、落石が酷いですね。歩きながらも要注意です
降りるほど結局また雲の中へ戻り…ガスの中迷わない様に下山です…。
入山口も近くなると、大平山荘が見えて、下界も見えて来ました。
大平口に戻ったのはお昼前の11:50am…●歩いた距離=往復15.8㎞●所要時間=5:50(休憩30分含む)でした。思った以上に難儀してしまいましたが、往復コースタイム9:40を考えればヨシとしておきましょう
先週は距離こそ23㎞歩いたものの、やはり距離と難易度は全く別物ですね。今回は、6月ながら冬山の一部を味わう事となり、学んだ事が多く、とても収穫の多い登山となりました。これで、今年の秋の八十里は楽に感じるかな
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