ほぼ無事に終了しました。
横浜名人戦はこれまで8月中旬に、
日本将棋連盟神奈川県支部連合会主催で
京急百貨店の京急将棋祭りの最終日に開催されていた。
ほぼ同時期に日本アマチュア将棋連盟主催の
平成最強戦がチサンホテル浜松町で開催されていた。
土曜日の平成最強戦に参加して負けると、
横浜名人戦に参加する。
というのが首都圏の将棋のアマ強豪の流れ。
平成最強の方が賞金が高く、
運営もしっかりしているので、
この流れになっていたのだが、
神奈川県連としては、
タイトルクラスの強豪は、平成最強戦に流れてしまう。
参加者を奪い合う関係で仲は良くなかった。
アマレンの方も本部が三重県。
関東の将棋事情なんぞ全く気にしなかったので、
どっちもどっちなんですけどね。
コロナで両方今まで通り開催出来なくなる。
県連もアマレンに対して良い印象を持っていなかった
重鎮の方がお亡くなりになる。
アマチュア将棋連盟も会長が変わって
ちゃんと筋を通す方が会長になられた。
となって、環境も大きく変わって来た。
ということで、神奈川県連の横浜名人戦。
と、日本アマチュア将棋連盟の朝日アマ将棋名人戦のコラボが実現しました。
事前申込+当日申込
1回戦は指定席。
参加者が64名に満たない場合の運営方法。
事前に調整をし、7割方は何とかなりましたが、
残りは課題です。
さて結果の方は、既に首都圏ブロック大会に進出を決めている
小山怜央さんが2勝通過2敗失格の予選から、
ベスト16、8、4、決勝と、
7連勝で優勝。
私ごときの棋力で小山さんの強さを説明するのは難しいのですが、
何局か棋譜を採らせていただいて、ソフトに解析させた結果。
攻めと守りのバランスが絶妙で、
受けた方が有利の場合は、
あえて相手に攻めを切らさせて、
あっさり勝つ。
攻めている時は、自分が危ない手順を選ばないので、
小山さんの方が攻め合うと少し良くなる手順を選ぶので、
それが続いて、
終局図を見ると小山さんの圧勝。
将棋は何局かやると格上の方に、
4回に1回は勝つ。
ということが多々あるのですが、
小山さんの場合は、それが限りなく少ない。
格下の相手から一発を入れられにくい印象があります。
準優勝は奥村雄太さん。
3位は渡辺誠さんと糸田昂平さんでした。
神奈川県代表枠は埼玉、千葉と同じく6枠ですが、
首都圏ブロック代表は7枠の全国枠の半分を獲得して、
来年度の増枠を期待したいところです。
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