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亡国のクライシス+

正体を現したアメリカファースト

当然のことながら、
アメリカはEV車への補助金を一部のアメ車に限るとした。
 
おかしなことではない。
アメリカは建国以来、一貫してアメリカ第一主義、アメリカの国益を最優先して来た。2度の世界大戦もベトナムもイラクもアフガンもアメリカの国益になるから介入した。そして、アメリカの国益になりそうにないと判断して撤退した。
アメリカファーストはトランプだけではない。オバマを除くすべての大統領に共通することだ。

日本が、日本農業を人質にして獲得した日本車輸出の規制緩和も、これで完全に反故にされた。
トヨタのゴリ押しハイブリッドを気遣うあまりに世界的なEV化の波に乗り遅れた日本。これから一生懸命にEV車を作っても売れなくなる。結局、車も電池もアメリカで作らざるを得なくなった。

戦争も同じこと。
アメリカが言う台湾有事も、台湾の半導体欲しさから来たもの。だからアホな下院議長らが次々に台湾総統にコネクトし、中国へのすべての面での制裁を重ねている。

アメリカは台湾から半導体をもらうが、中国の攻撃から台湾を守るのは日本だよといわれて、安倍晋三氏も岸田文雄さんも繰り返し「台湾有事」を口にし出した。

ウクライナを見てわかるように、アメリカは直接、中国やロシアと戦わない。在日米軍も出さない。日本の自衛隊さん、お先に戦ってネというのがアメリカファースト。それで日本のアホな議員たちだけが、敵基地攻撃能力とか反撃能力とか叫んでいる。まるでジャイアンに言われて動くスネオのように。  

広島サミットを前に、中国だけでなくロシアも日本周辺で原子力潜水艦や爆撃機の「訓練」を始めている。

台湾有事どころではない。日本有事の様相である。中国もロシアも嘉手納や厚木の米軍基地は狙っていない。あちらもアメリカとの全面戦争は望んでいないのだ。まずはアジアのウクライナである日本を叩いて、アメリカの様子を見るという算段だろう。危ないのは山口の岩国あたり。折しも、山口で2つの補選があるが、どの候補に票が集まるのか、見ものである。

いったい、日本はいつまでアメリカファーストに付き合わせられるのだろう。

早くスネオ体質から抜け出し、マクロンのように「いつまでもアメリカ追随を続けるわけではない」と独自外交を模索すればいいのに、軽井沢サロン会議でもその兆しは見えなかった。

ワシントンでは、
こともあろうに、国費で渡米した岸田文雄さんの妻がバイデンの妻に笑顔をふりまいている。ヨタヨタ高齢のバイデンの広島サミット欠席がよほど心配らしい。

なぜか、
岸田文雄さんの顔とマンガに描かれたスネオの顔がよく似ているような気がする。

トランプやバイデンがアメリカファーストなら、岸田文雄は岸田家ファースト。土産買いしかできないアホな長男を首相秘書官にして、でしゃばり裕子夫人を公費でアメリカ旅行に送り出した。

公私混同もここまで来ると犯罪である。
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