「Yahoo！映画」の中では結構辛口に評価されていましたが、私は結構好きでしたよ。
パリとベニスを舞台にした作品でとてもイイ感じです。
ハリウッドっぽくないのでアクションには力を入れていない感じです。
（あまり引っ張らないで、あっさり解決するシーンが多いです）
ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーのキス・シーンなんて、もうムフフッ。
アンジー色っぽい～！
ところで、この作品を観ていてどうしても分からない箇所があります。
これから先はネタバレになるので、まだこの作品を観ていない方は遠慮してね。
あらすじは、ジョニー・デップはロシア・マフィアの会計担当役で、その組織のお金を盗んで逃亡中。
（ジョニー・デップの正体は作品の最後に判明します、それまではただの旅行者を装っていました）
アンジーは、ジョニー・デップの恋人を装った潜入捜査官役だったのですが、警察組織へは数年間音信不通状態でした。
実はアンジーは、ジョニー・デップに惚れて、潜入捜査を放棄していました。
そんなある日ジョニー・デップからアンジーへ密会への誘いの連絡が入ります。
そんな密会をチャンスとばかりに、警察組織とロシア・マフィアも狙ってきます。
そこでジョニー・デップはアンジーに手紙を送り、ある指示を出します。
「警察を捲いて、ベニス行きの列車の中で自分と似た人を探し一緒に行動するように・・・」
そこで、ジョニー・デップはアンジーに自分を選ばせます。
（ジョニー・デップは整形しているので、アンジーは気づきません）
こうしてアンジーはジョニー・デップが現れるのを待ちながら、旅行者のフリをしたジョニー・デップと行動を共にします。
途中、旅行者のフリをしたジョニー・デップもマフィアに命を狙われそになり、アンジーは潜入捜査を復活させ、会計担当役のジョニー・デップを売ろうとします。
アンジーの中でもう二股状態です。どちらも好きになってしまいました。
（実際は、どちらもジョニー・デップです）
最後はマフィアの金を頂き、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーが結ばれハッピーエンドという感じです。
そこで、どうしても分からないシーンが２つあります。
クライマックスのシーンで、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーがロシア・マフィアに命を狙われようとしている最中についてですが、ジョン・アチソン警部がなかなか射撃部隊に発射命令を下さないでいたところに突然ジョーンズ主任警部（ティモシー・ダルトン ～007ジェームス・ボンド役の人ですよ）が乱入してきて、射撃命令を下します。
何故？突然出てきたのか？どのような判断で射撃命令をくだしたのか？
最後に出てくる、ジョニー・デップに頼まれて色々な場所に出没していた本当のツーリストがジョニー・デップに間違われて逮捕されたのは、射撃命令の後です・・・
そしてもう一つ、そのジョニー・デップに頼まれて色々な場所に出没していた、本当のツーリストについてですが、確かに”オープン・カフェ"や”リヨン駅から乗った列車の中”、”ベニスのホテルの受付”、”舞踏会”などにちゃんと出没していました。
・・・で、出没していただけで何もしていませんが、これは何の目的なんでしょうか？
作品の中で、全くこれに触れていません。
ただ最後にジョン・アチソン警部が呆れているシーンがあったので、何かカットされている映像があるのでしょうか？
もしかして、この本当のツーリストをマフィアや警察にジョニー・デップと思わせるためだったのでしょうか？
そして何故最後に逮捕されたのかも、わかりません・・・
犯行現場から数百メートル離れた場所にいたそうですが・・・何で逮捕されるの？
（この本当のツーリストはジョニー・デップから”ここに立っていると警察に捕まるがすぐに釈放されるから”とお金を渡されて頼まれています）
やはり作品上では映されていません（ディレクターカットというやつかな）が、ジョーンズ主任警部のほうで、このツーリストを追ってて、行く先々に現れるので最後の舞台に駆けつけたところ、そのツーリストも現れたので、そのツーリストをジョニー・デップと思い込み取り押さえ、その後にジョン・アチソン警部のところに行き射撃命令を下した思えば筋が通るかな？
この作品を観た方教えてください～
それにしても、昔の風情を感じる作品でいいですよ～。
ただ、このままだとアンジーは”二股をかけた女”のままで終わってしまい、イメージ的には損をしているような・・・。
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そぶたく
