日本あちこち、ぼっち旅

指定難病患者です。
行動できる範囲で日本各地への旅を試みています。
謎解きにハマり中。

3匹の猫

2013-10-05 09:29:29 | 雑談
うちには3匹の猫がいます。
我が家に訪れてきた順に紹介しま~す

■むぎ(8歳)♀

子猫のとき
職場付近で具合悪そうにうずくまっていたのを捕獲。
動物病院に連れて行ったら、下痢がひどくて後ろ足が骨見えるまでの負傷をしており2週間入院。
その後、我が家で生活開始。
びびりで神経質な性格だけど、好奇心旺盛。
私にだけ懐いている様子。
ある程度言葉を理解しているようで、かなり賢い(親ばか?)

■まめ(年齢不明)♀

職場付近に6年前にふらりと現れた時はすでに大人。
とても人懐こい猫でした。具合悪そうだったので病院つれていってみたらエイズのキャリアと発覚。
飼いネコでもなさそうで、おそらく捨て猫。
すでにむぎがいたので、その時は保護せず。職場のアイドルと化していましたが
人懐こすぎて、周囲の猫嫌いと思わしき人から処分した方が…的な発言を耳にしたことと
3.11が起こって色々心配になったので、引き取りました。
我が家での生活歴は2年目。
むぎとは性格が真逆のため、現在も不仲。
とっくみあいの喧嘩にはならないためエイズ感染の心配はなく、安心。
エイズは発症することなく、まったり暮らしています。

■ごま(多分、生後3ヶ月)♀

これまた職場付近で保護。
同僚の自転車のかごにいつの間にか突っ込まれ、1日放置されてました。
保護した当時、衰弱が激しかったので病院直行→1週間入院。
退院後、我が家に保護。
現在、むぎとまめに威嚇されても、めげずに元気に跳ね回ってます。

この3匹がいるためとぼっち生活のため
ぼっち旅は1泊2日が限界。
仕事がそんなに休めないというのもありますが……
さほどお金が余裕がない、というのもあります。

でも、可愛い猫に囲まれて暮らせて
ぼっち旅を楽しめる余裕があるのは、とても恵まれていると思います。
いつまでこの生活が続くのかと、不安になる時はありますが
日本のあちこちを訪れる旅をライフワークにしていこうと決めているので
色々と勉強しながら、できるときに、できることをして
のんびり続けていこうと考えています。

この旅をするきっかけになった出来事は
いくつもの経験を積み重ねて、思うことが沢山あったからです。
そのきっかけについては、後ほど綴ります。


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長崎原爆資料館、そして原爆落下中心地公園

2013-10-03 23:48:37 | ぼっち旅徒然
長崎に訪れた目的はもうひとつあります。
原爆資料館に行くことでした。
(広島は4月に訪れました。その話は後日まとめます)

8月27日(火)の早朝
張り切って原爆記念館に足を運びましたが
早すぎてまだ開いていませんでした~

資料館前あたりから、平和公園あたりをぼんやり眺めて過ごしました。

昨日まで大雨洪水警報が発令されていたとは思えない爽やかな青空♪

待つこと30分
ようやく開館時間を迎えて、無事入館することができました。




私の個人的感想ですが
長崎の資料館は、原爆のむごさやその被害を感情に訴えるのではなく
淡々と、冷静に、後世に残す「資料」として展示しようとしている姿勢が強いという印象を受けました。
(広島の資料館がそうではないといいたいわけではありません。
 広島は広島として、長崎は長崎として
 起こった出来事に対する表現の違いを感じたのです)
何よりも印象的だったのは
被爆者の内臓標本が展示されていたことです。
私はその展示に圧倒されてしまいました。
広島の資料館とは異なる種類の迫力を感じたのです。
これは一体なんなんだろう?
と、いう私の疑問は
永井博士のコーナーに入って解決することができました。

永井隆博士 1908年~1951年


お恥ずかしい話ですが
私はこの時まで永井博士の存在を知りませんでした。
広島のことは幼いころからよく話を聞いていましたし、はだしのゲンも知っていましたが
被爆者であるのに医師として、被爆者の治療にあたったこの方の事を
今まで知る機会がなかったのです。

早速この方の著書を購入。

休憩スペースで読んだのですが
その内容に驚きました。
素晴らしい著書ですが
私が一番「すごいな」と感じたのは
この方が原子力エネルギーに未来の希望を見出していたことです。

P222より引用~
「人間が本能しか持たぬ動物と同じく、天然の資源を使い荒らしていた怠惰時代は過ぎたよ。
あのピカドン一発で人類は居眠りを覚まされた。
これから人類がその考えられた知恵と自由意志を正しく用いて、隠された資源を次々と探し出す時代になったのだ。
知恵が勝ち、腕力が正当な地位まで後退する時がきている。
人間が人間らしい生活のできるいい時代だ。
誠一たちはその時代に生きてる。うらやましいね」
「すると、原子爆弾は人類の居眠りをさます大気合いだったんですねえ」
~引用終わり。

ご自身も被ばくし、ご家族も亡くしたというのに
このような考え方をしていた、という事実に私は驚きました。
同時に永井博士という方に強い興味を抱きました。
今回は残念ながら時間がなかったので
近いうちに博士の足跡を訪ねる旅をしようと決めて、資料館を後にしました。

そして、原爆落下中心地公園に到着。


グラウンド・ゼロにある、中心地標柱が静かに佇んでいました。

空は、とても青くてきれいでした。

その後は記念公園へ


教科書で見た、平和祈念像を見ることができました。

私が想像していたよりずっと大きくて存在感がありました。


広島と長崎に足を運んだことで
私が今まで知っていると思っていること
理解していると思っていたことは
全然わかっていないし
知らないことが沢山ありすぎるんだ、ことを思い知らされました。

とても貴重な時間を過ごすことができた長崎の旅でした。

近いうちにまた、訪れたいと思っています。

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軍艦島上陸ツアー

2013-10-02 13:37:26 | ぼっち旅徒然
2013年8月26日(月)
遅い夏休みを頂いて、軍艦島上陸ツアーに参加して参りました。
軍艦島へ実際に行ってみたいと思ったきっかけは軍艦島をストリートビューを見たことです。
軍艦島をストリートビュー / Google Maps Street View of Battleship Island

この素敵な動画で一瞬にして心奪われ、すぐに飛行機とツアーの手配をしました。

軍艦島の正式名称は端島(はしま)。
長崎県長崎市にある小さな島です


いくつかツアーがありますが、今回私がお世話になったのは
やまさ運輸さんの軍艦島上陸ツアーでした。

参加費用はざっくりとですが、以下の通りです。
早めの予約割引を利用して4000円のところ3,500円
もちろん飛行機も早割を使って、往復で37,500円
長崎空港から長崎市内へのリムジンバスは往復割引を利用して1,200円(片道600円)。
ホテルもネット割引を利用して1泊朝食つきで4,600円
合計45,800円
夕食はホテル近くのスーパーでおにぎりやお惣菜を買ってきて済ませました。

さて、8月26日のことです。
この日の長崎は大雨洪水警報が発令されていました。
軍艦島上陸ツアーは13時のものだったのでどうなることやら?
中止覚悟で、どきどきしながら羽田空港で搭乗待ち。

8時10分羽田発 10時05分長崎空港に到着。
長崎市内に降り立ったのは11時過ぎ。
リムジンバスを降りた瞬間
「大雨洪水警報は解除されました」
というアナウンスが……
自分すご~い! と思ったのですが
果たして、こんなところで運を使っていいのでしょうか??

ここがツアーの出発地点の長崎港フェリーターミナルです。



すぐ近くのショッピングセンター内のレストランで昼食を済ませました。
初トルコライスでした~

ちょっと少な目サイズをオーダーしてよかった。
かなりボリュームあって食べごたえありました。
美味しかったです♪

そして、いよいよ乗船!




ガイドさんが船から見える周辺施設の案内をしてくださいましたが
天候のせいか波が荒くて船酔いしそうだったので……寝ることにしました。
あ、でも半分くらいはちゃんと聞いてましたよ

乗船約30分後……

見えてきました~~!!


戦艦「土佐」に似ているということで軍艦島と名付けられたそうですが……


この写真を反転させると、シルエットが似てる感じがします。

現役時代は煙もあがっていたそうですから、もっと同じに見えたかもしれませんね。

ここから上陸です。

波が荒くて上陸できないかも??
と言われましたが……

スタッフの皆様の素晴らしい縄捌きで船は無事接岸されて
上陸できました~~

ツアーで見学できるのは地図の赤いエリアになります。


(当たり前だけど)ストリートビューで見た風景と一緒!

ちょっと感激。











これが大正5年/1916年につくられたアパート。

すごいっ!
日本最古の7階だて鉄筋コンクリートの高層アパートが
こうして今も残っているなんて……。
東京青山にある同潤会アパート(大正12年/1923年)より古いことにびっくりです。

背後に見える白くにょっきり見えるものは灯台。
軍艦島が無人になったことで光がなくなったため
事故防止のために昭和50年に建設されたものだそうです。

ここから海底ケーブルがひかれて電力が供給されていたそうです。
左端にあるのがケーブルの残骸。

これがつくられたのが大正7年/1918年というお話にまたびっくり。
技術の最先端が集結している島だったんですね。
すご~い。

最後に、ツアーを終えて港でもらった上陸証明書です☆


過酷な環境にある小さな島。
建物は数十年後には崩壊する恐れがあるといわれています。
でも、先日世界文化遺産への推薦が決まりました。
これらの素晴らしい建造物はきちんと保存して
後世に語り継いでいって頂きたいな、と私は願います。
ここで暮らしてきた人たちのざまざまな思い出も、沢山つまっている場所ですから……。

ランキングに参加してみました☆

ぼっち旅のメリット デメリット

2013-09-20 07:12:15 | 雑談
1人で旅をする際のデメリットは「出費」でしょうか。
移動費も宿泊費も負担が大きくなりがちです。

宿泊については繁華街のネカフェも増えてきたからここを利用すれば安上がり!
とは思いつつ
お布団の上でちゃんと寝た~いという欲求に負けています。
(色々無茶できるほど若くはないしね)

移動費については、最近の飛行機は早割というお得な制度があるので
それをできるだけ活用しています。
私はANAが好きで利用頻度が高いのですが、ここの旅割というのが良いのです。

例えば11月に行く予定の出雲。
11月は旧暦10月にあたり、神在月にからむ行事が多く激混みになること必須。
しかも今年は平成の大遷宮ということですし……。
でもって縁結びで超人気という話ですし……。
だから
出雲空港の利用は諦めて(ANAがないというのあるんだけどね)
出雲から、ちと遠いのですが電車の旅も満喫しちゃえということで
米子鬼太郎空港(思い切ったネーミングだなぁ、と思うのは私だけ?)を利用する予定です。

羽田空港から米子(鬼太郎)空港までの片道料金
一番高い料金のところをちょろっと見ただけでも(2013年9月20日現在)
ANA公式ページ

正規料金 31,570円
旅割   23,470円
旅割21  20,170円
旅割28  19,170円
旅割45  18,270円
旅割60  17,370円

ざっとこんな感じ。
だから私は旅割60を極力利用しようと考えています。
そして自分は上記よりもっと安い時間帯を選択しているから、片道13,000円程度で済むのです。
往復しても正規料金の片道半額以下なのだ~

空港から出雲大社まで、電車で特急を使っても片道2,910円。
出雲空港を利用したとしても、出雲空港から出雲大社まで1,180円
大差はないと思うので~す。
(タクシーを利用すると大きな差がでますけどね)

ホテルはネット割引がきくところを選んでいます。
今回は1泊朝食付き7,050円のところにしました。
でもって、ネットから早めに予約すると1,000円分のクオカードがもらえる特典付き♪
だから実質6,050円。
アクセスとサービス内容、もちろん口コミ評価も高い、というのを総合して決めました。
良いところかどうかは、実際行ってみないとわかりませんけどね。

ちなみに
出雲大社への1泊2日のツアー(関東発)の料金をざっと見ても
40,000円~50,000円だから
工夫を重ねれば、節約もできちゃったりするのです

次に挙げるデメリットは「迷う」ことがある。
知らない土地に一人で行くと見落としがあったり、道に迷うことも……。
時間のロスが発生しやすくなります。
一番困るのはバスや電車の時刻表の見落としや路線の見間違い。
これは出発前に何度もチェックしています。

もうひとつのデメリットは「食事」。
最初はぼっち食事に抵抗がありましたが慣れてきました(笑)
高級フレンチレストランでぼっちフルコースをして以来度胸がついたともいう
(こちらの報告はいつかしますね~♪)
どうしても1人では食事しにくい!
というお店は最初からご縁がなかったと考えて気にしないことにしています。

長々とデメリットを語ってきましたが……
ぼっち旅の最大のメリットで締めたいと思います。
それは「自由」!!
自分の好きなようにカスタムできる。
オールフリータイム!!
誰にも気兼ねなく、自由に過ごせる
これが楽でたまらないので~す。
自力で行った方が記憶が鮮明に残るしね。
いろんな失敗も経験になるし、笑い話にもなっちゃう。
リスクも含めて旅なのだ!
(もちろん全て自己責任)

ぼっち旅行、最初の1歩にかなりの勇気がいったんだけど
慣れてくると楽で、楽で……
ついに、病み付きになってきたのです。
食事もホテルの近所のスーパーでお惣菜買って、部屋で食べた方がとっても美味しい!
ということを経験してきたので、気取った場所でお金かけるよりも
部屋でリーズナブルに!が定着してきました。

こちらの写真は昨年の札幌旅行で見ることができたタロのはく製で~す。
とても立派な犬ですね~



ランキングに参加してみました☆

はじめまして

2013-09-19 06:33:44 | 雑談
タイトルの通りの1人旅日記を綴っていきます。
この旅は2012年春よりスタートしました。
自分の趣味も入っているので、教科書と言っても義務教育のものだけではなく
専門的な教科書も含んでいます。


こちらの写真は先月8月26日(月)訪れた軍艦島です!

今まで足を運んだ地域。
福岡:太宰府天満宮
北海道:北海道大学付属植物園
 日本に最初に持ち込まれたライラックの木
 ブラキストン線を発表した最初の論文
 南極物語、で一躍有名になったタロとジロ。その一方のタロのはく製。
 ジロのはく製は東京上野にある国立科学博物館にあります(見学済)
 ♪おまけ♪HTBと公園(水曜どうでしょうファンなんです)
大阪(私用があったので駆け足で通過してしまったので再訪予定)
香川:瀬戸内の海をず~~っと眺めてきました。
新潟:佐渡金山
広島:原爆ドームと原爆資料館。被ばく樹木と実際の爆心地。
長崎:原爆資料館と爆心地。平和祈念公園。
    軍艦島。
ざっとこんなところでしょうか。
近所を含めると……

鎌倉(鶴岡八幡宮&話題のイワタコーヒーでホットケーキを頂きました)
城ヶ島
横浜中華街
泉岳寺(忠臣蔵四十七士が眠る墓地があります)
西念寺(服部半蔵のお墓があります)

今までは、行きたいところに気の向くままに行っていたので
取り止めがありませんねぇ(ちょっともったいない気がしています

めんどくさがりのため、写真や資料をしまいっぱなしにしています
このブログ開設を機に、ゆるゆるとまとめていきたいと思いま~す。

なお、今後の予定は……
10月 大阪再訪(万博公園見学予定)
11月 出雲大社
です。

横浜には2010年より住み始めましたので
住んでいる周辺については、まだまだよくわかりません。
横浜界隈を中心に、歴史に名を残した場所に足を運んで行く予定です。
よろしくお願い致します。