ゴンズイと聞いて、釣り人がクリックしたかもしれませんが・・・植物のゴンズイ探しです。(^-^)
そして、「猪高緑地」(いたかりょくち)とは名古屋市名東区と長久手市にまたかがる緑地です。そこに、ゴンズイがあると何かで見た記憶がありましたので、今回、ゴンズイ探しに行って来ました。
まず、東山線・本郷駅からバスで現地に向かいました。終点が「猪高緑地」と書いてありましたので迷わず、そのバスに乗りました。終点が、猪高緑地です。ところが、着いてみるとそこは、愛知淑徳学園の真ん前。いえ、文句はありません。なんなら女子大学構内に行きたい気持ちでしたが・・・緑地を目指しました。
「猪高の森」は少し歩いて戻らなければなりません。もしかしたら一つ手前のバス停で降りるべきだったかも。
案内図の右端上から歩き始めて、ほぼ一周します。
そうなんです。『森』なんですよ!!
この中に、これから突き進んでいきます。
最初は、こんなに整備されていましたが、やがて山道の連続です。
当然、こんな看板もありますが、今は初冬ですからマムシはいないだろうと気にしません。
やがて頂上へ。
高さ、わずか111mですが、舐めてはいけません。名東区で一番、名古屋で二番目に高い山のようです。
アップダウンが繰り返されて、足腰の鍛錬には十分です。途中、一人の女性ランナーに出会いました。歩くだけでも精いっぱいの激しいアップダウンの山道をランニングするなんて、何者??
自然林ですから、色々な危険が待っています。そういのは、大好き!(^-^)
もうそろそろ、スズメバチもお休みでしょう。
一部進入禁止がありました。
そして、実に見事な広い竹林があるんですね。
たぶん、モウソウ竹かな。
タケノコは、妄想だけにしておきましょう。
なにしろ、自然の森ですから、紅葉なんか関係ありません。
でも、やっと紅葉らしいモミジを見つけました。
そして・・・歩き始めて2時間。
ゴンズイは見つからないかと思っていましたら、平地の近くに、一本だけ見つけました!⁇
地味な樹木です。実も小さいから目立ちません。うっかりすれば見過ごしてしまいます。
しかし、よく見ると・・・ゴンズイとは少し異なるようです。調べましたら、クサギとのこと。臭木と書くようで葉を揉むと臭いようです。
でも可愛らしい実に出会えて、やっと疲れが吹き飛びました。
赤いのは花弁ではなくガクです。花は夏に白い花が咲くようです。真ん中の青黒い実は染料に使えるらしい。黒い部分は、直径2,3ミリの小ささ。柔らかいです。かじってみましたが特に味はなかったですね。毒もないようですから、まだ生きています。(^-^)
赤い星形の真ん中に黒い丸と言う、独特な姿だけで十分に可愛いです。
ゴンズイはとうとう発見できませんでしたが、次回のお楽しみに残しておきます。(^-^)
帰りは、バス停を探すために歩くのも無駄かと思って本郷駅まで歩いてしまいました。
これで、名古屋の山は、ほとんど制覇しました!
高さ一位の東谷山、二位の親鸞山、そして・・・東山や覚王山、はたまた本山や金山! 全部、踏破しました。エッヘン (^-^)(^-^)