4,5年前のボート池、遠目で眺めたカワセミを、ずっと探し求めて幾千里! 夜も眠れず昼寝して! 食事もせずにお八つ食べ! 寒さ除けにタイツ履き! 通いつめたる植物園! ベベンベンベン(←琵琶の音色です。便ではありません)
やっと、東山植物園の池で出会えましたぁ。
地元の人たちから、この池には良く来ると言われていましたが、数年の間一度も会えなかったのです。
私は、花ではトケイソウ、鳥ではカワセミが一番好きです。なにしろ、あのオモチャみたいな配色の生き物が、この世界に現実に居るということだけで感激です。
以前の私は、鳥といえばカラスとスズメとハトしか知らない環境でしたから、愛知県に来てから、サギやカワウやセキレイやメジロやシジュウカラや‥‥その他多種類の鳥たちが生活の身近にいることに驚きました。
ましてや、おもちゃのようなカワセミは私にとって一番の推し鳥です。二番目は冬場のオシドリ かも。 ややこしや (^-^)
鳥の写真を撮られる方は実に辛抱強いと思います。一瞬を狙って、じっと長い時間を待っているのでしょう。
基本、せっかちな私は動かない植物のほうが観察の対象としては手っ取り早いですね。じっと、待つということは出来にくい。(=_=)
しかも鳥は動きますので、探すのが大変。そして鳴き声を聞き分けることも未だに出来ませんし(これって、私の英語のヒアリングが苦手なのに共通しているかもね)、遠くにいる鳥の羽のちょっとした絵柄の違いによって見分けることも難しい。
私が簡単に見分けられるのは、特徴が際立っているメジロくらいです。('ω') 今の季節、東山植物園でも数多く見かけます。その点、カワセミは素晴らしい、遠くでも見分けられる配色をしてくれています。
さて、この日は、9度Cで風の強い日でしたが日差しはありました。
そんな日、ふと午後3時ころ、日当たりが良く風の来ない池のほとりのベンチでおやつのクッキーを食べていた時でした。
来たぁ~!!
3,4年待ったカワセミです。距離は15メートルくらい離れています。
一瞬、目を疑いました。本当にカワセミ?
思っていたよりも小さい。まだ子供かな?
背中は青いのに・・・・
お腹は、オレンジ色! 腹黒いのではなく腹オレンジ! 可愛いですねぇ。
そして、長いくちばし!
その下には、ちょうどシラサギが一羽いました。美しい光景ですねぇ。
もう、しばしの間、この別世界のような光景に見惚れてしまいました。
その間、樹上に停まっていたカワセミは、2度ほど下の池に急降下して小魚を狙って突撃しました。
その瞬間を写真に撮りたかったのですが、なにしろ、こんなに間近にカワセミを見るのは始めてなので、茫然としてタイミングが合わず撮れませんでした。
もう、この日はウキウキです。(^-^)
午後3時近くに、おやつを食べていなかったら・・・・・決して出会えなかった。
やはり、おやつの大事さを認識しました。 オイオイ、そっちかよ! (-。-)y-゜゜゜