季節の風

千切れた思い出つなぐように

人は夢見て旅に出る

季節の風が

金木犀の香りを乗せて

行き先を教えてくれる

もし　旅路であなたに出会えたら

それは　奇跡・・・

もし　旅路であなたが微笑んだら

それは　幻・・・

いいえ　それは

季節の風がくれた　贈り物

こころ温まる　贈り物

　

秋ね・・・

ケーキ屋の前で待っています

ときめく心隠して

あなたを待っている

そんな時間が　好きでした

あなたを見つけて

さりげなく横を歩く私に

苦笑いして微笑む

あなたが　好きでした

オレンジ色に

きらめく木漏れ日

ああ・・・

秋ね　秋ね・・・・

あなたに  逢いたくなります・・・

ありのまま

素直でいよう

飾らないでいよう

そう　決めたの

するとね

なぜかね

愛が生まれ　愛に包まれ

冷たい　風さえ　温かく感じ

心は　ほんのり　頬紅色

だからね

だからね

このままでいよう

ありのままでいよう

ありのままが　幸せ

恋模様

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あなたの気持ち

わかっているのに

そ知らぬふりして

すましているの

時計の針は

時を刻みながら

もうすぐ日付が変わるよと

ささやくけど

あとすこし

もうすこし

此処にいましょうか

おきまりのカクテル

グラスで揺れて

あなたとわたし

いつだって　恋模様

心の中　　　恋模様

街はイルミネーション輝いています

紅恋心

駅に向かう道

枯れ葉が一枚

足元でひらひら踊る

届く日差しは暖かくて

私の心に

陽だまりが揺れる


出かける前

何度も何度も

鏡の前で　髪をとかし

何度も何度も

鏡の前で　服を選び

何度も何度も

鏡の前で微笑み

あなたを想う

紅恋心