気まぐれブログ

嫁と子供と日産車

立ち会い出産記⑤

2022-12-21 16:07:00 | 日記
続きです。

ここでまたひとつ問題が発生。

赤ちゃんの心拍が低くなってきた、と説明を受ける。

確かに心拍計を見ると数値が低くなっている。

心拍が弱まってくると帝王切開に切り替える場合がある、と何かの記事で見たことがあったので一気に不安になる俺。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

嫁も余裕がないながらも、自分の子どもが大丈夫なのか気にしていた。

先生が数値を気にしながらも、このまま自然分娩で様子を進める、と判断。

そこから数十分後、俺の座っている位置から赤ちゃんの頭を確認。

もうちょっとだ!

嫁頭が見えたことを伝えるがノーリアクション。もはや、俺の言葉に反応する余裕すらない様子。

もう嫁は目の焦点が合っていない。本当にギリギリの状態でお産しているのがよくわかった。。

助産師「あと2回息んだら赤ちゃんでるよ」

一回目の息み。

「頑張って頑張って」
「うーーーん」

二回目の息み。
「頑張って頑張って」

「うーーーん!」




つるん!

でたー!!!!!!

滑るように出てきた赤ちゃんを看護士さんが受け止めて、別の看護士さんがへその緒と胎盤の処置を行っている。

先生「おめでとうございます。元気な赤ちゃんですよー」

オギャーオギャー

赤ちゃんを見せてもらう。

感無量。

俺と嫁は二人で号泣。


普通であれば、ここから赤ちゃんを母親の胸に抱かせる(カンガルーケア)のだが、心拍が弱っていた事もあり、すぐに気道確保の処置が行われた。

続く


最新の画像もっと見る

コメントを投稿