気まぐれブログ

嫁と子供と日産車

立ち会い出産記②

2022-12-21 15:53:00 | 日記
午前1時30分すぎ。
痛みの波がほとんど無くなってきて絶えず痛そうにしている嫁。

みに耐えきれず看護師さんを呼ぶ。

看護師さんが来て呼吸法を教えてもらう。

あとは痛みが少しでも弱まったら体の力を抜くように、とアドバイスを受ける。

それ以外にもお尻(肛門のこと)を押すと楽になると教えて貰った。

当たり前だけど看護師さんの引き出しの多さに感動。


ここから俺の仕事はテニスボール擦りとお尻の穴ごり押し、の二つになった。

両手を駆使して何とか嫁の気休めになるよう頑張り続ける。


思い返してみるとこの陣痛室での時間が一番大変だった気がする。(滝汗)

いつ終わるのか分からない。

ゴールのない持久走を走っているような感覚。でも歩くことは許されない。

嫁の大変さには到底叶わないが俺も結構きつい時間帯だった。

途中から心が無になってきた。

眠いのか疲れているのかよく分からない。
とにかく二つの作業をこなす事に必死でした。

いたわる気持ちが薄れてきた時、嫁からお茶のペットボトルを渡されて「ちゃんと水分とってね。無理せず休憩してね。」と言われた。


なんで俺がいたわられているんだI
情けないI

心のなかで自分に渇を入れてエンジンを掛け直す。

そして、こんな状況でも気配りができる奥さんに感動。スゴい人だ。

続く



午前3時30分ぐらい。
看護師さんが内診をした結果、子宮口が8,9
センチになったので分娩室に移動することになった。

一時帰宅していた義母にメールで分娩室に入った事を伝える。夜中なのにすぐ返事がきて「今から向かう」とのこと。

長い長い陣痛室の戦いが終わった。


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