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【ぼくらのまち探検】幕末の出来事、高松藩倒幕の官軍が真行寺に本陣を置いた

2024-10-29 07:23:46 | 歴史

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高松藩倒幕の官軍が扇町の真行寺に本陣を置いた

 

新番丁小学校校区内にある地区のランドマークと言えば、扇町の真行寺のいちょうの木。何百年と高松の歴史を見てきたことでしょう。

秋の真行寺風景

 

 時は江戸時代末期1868年慶応4年1月20日 土佐藩板垣退助を参謀として高松藩倒幕官軍が進駐して、現在の扇町真行寺に本陣を置きました。

 

高松の歴史の中で最大の危機と言ってもよい、その争い事を回避することが出来た場所が、真行寺。歴史は争わない方に進んで行きました。

進駐軍は、高松藩降参のため、大きな争いとはならず、約1ヵ月余りで軍を退きました。

 

絶体絶命の高松、もし争いになっていたら高松は焼け野原、城は炎上となっていたかも知れません。

高松藩は時の将軍徳川慶喜公を輩出した水戸藩の重要な血縁支藩でしたから、その後の江戸城無血開城や、明治維新をスムーズに迎えることが出来たのでしょうか? 

 

真行寺は住宅街の中 静かな佇みの中にあります。

当時の高松の人たちの思いはいかにあったでしょうか、大きないちょうの木の下で、過ぎ去った時代の出来事に思いをはせてみてはいかがでしょう?

 

 

⇧真行寺にある高松市教育委員会の立て看板と後側いちょうの木

 

この出来事以降、高松は明治時代と言う新しい時代を迎え、高松市、香川県の新しい時代が始まって行きます。

商店街のある扇町にある真行寺での出来事は、隠れた日本の歴史のターニングポイントの1つだったのかもしれません?!!

 

◎僕らの街の小さな商店会 瀬戸の都通り商工振興会 作成 2024.10.29


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