内容はあくまでも個人的な考え方であり、押し付ける事では無いので中傷などはやめて頂きたいと思います。
7/28掲載、アームストロングオズマさんのブログにて自民党の靖国参拝の話が少し取り上げられており、僕も同感しました(ブックマークから探してみてね)。
個人的な考えですが、戦争を起こす双方にはそれぞれの大義名分があり、それぞれが正義。
そしてその正義の裏には狂った考えや利権が沢山あると思います。
ご存知の方もおられますが、僕は山口県出身の長州男児。
山口の人は、隣には広島県があり、8月に入ればお盆もそうですが、8月6日広島、8月9日長崎の原爆投下日も大切にします。
8月に入れば大切なモニュメントが沢山あるみたいに。
小学校に入りバスで移動する初めての社会見学も広島の平和記念公園。
原爆の爆風熱により人間が壁に焼き付き陰になった物の実物や、身体中の皮膚が熔けた人の写真などを子供の頃から見学します。
そして故郷、山口県は徳山市と言う所があり、4/5徳山湾沖合いに停泊していた「戦艦大和」は最後の特攻作戦「天一作戦」の任務を受けます。
「天一作戦」とは、
片道分の燃料のみ積み沖縄に出撃。
自ら浅瀬に乗り上げ固定砲台となりアメリカを向かい撃てという内容です。
当時、戦艦大和を含む第一遊撃部隊総指揮伊藤中将は、
「この特攻に意味はあるのか?」
と最後まで返事をためらっていました。
その時、上層部からの言葉は、
「一億総特攻の魁になってほしい。」
との事でした。
この言葉の意味を汲み取り大和4/6、広島県呉市にて準備を終え沖縄に出撃します。
そして、沖縄に向かう最中、戦艦大和、有賀幸作艦長(大佐)は全乗組員に言います。
「この出撃は間違っている。全員生きて帰れ!!。」と……。
(僕の身近だけの話では、この言葉がガンダム、08小隊シローアマダの言葉になったのか物議をよんでいますが定ではないです)………。
当時の軍国主義の日本では
「生きて帰れ。」
とは、とても考えられない言葉だと思います。
そして戦艦大和はアメリカ軍による魚雷攻撃を左舷に集中し受け、4/7、午後2時15分、沖縄にたどり着く事無く沈没。
乗組員3333名の内、生存者は250名足らずでした。
そして山口県周南市と言えば「回天」の基地があった所です。
爆弾を搭載し飛行機で人間ごと体当たりするのが、
「神風特別攻撃隊」
ならば、回天は、
「人間魚雷」
「天を回し、戦局を好転させる」
の意味から付けられた名前だそうです。
太平洋戦争時、敵味方で使用された魚雷一発の火薬量は最大で0.5トン。
人間魚雷は1.55トンもの火薬を搭載し大型船艦でも1台当たれば沈没する威力がありました。
この魚雷に人間が乗り、確実に当たる為に操縦をします。
少しでも多くの火薬を積む為に、スクリューの逆転構造などありません。
操舵室もうつ伏せで入れる最低限のスペース。
操舵角度も微調整程度な物。
正に一度発射されれば二度と生きて帰る事の無い片道切符。
回天特攻出撃者数145名、最高年齢者28歳、平均年齢21歳。
生存者「0」。
ほとんどの兵士は予科練、それにも充たない学徒兵だったそうです。
山口県に住んでいた頃、この地へも社会見学で訪れた記憶があります。
http://www.oidemase.or.jp/tsuredure/shunan/kaiten.html
興味のある方はHPも見てみて下さい。
勿論、僕も戦争は知らずに産まれ成長し生きています。
我々が当時を知る時、大体はお国の為に死んでいった方々だと教えられます。
ですが、少なからず「戦艦大和」や「神風特攻隊」、「回天」で無くなられた方々の遺書を調べると自身が大切な人………。
「母」であり「妻」であり「兄弟」であり「恋人」である人達に宛てた物がほとんどだと言う事が分かります。
勿論、その先にはお国の為と言う重大な任務があるのでしょうが、大切な人を守る為の逃げられない犠牲だったみたいです。
この方達はあくまでも地方の最前線で戦う末端の方達です。
同じ思いをし、犠牲になっていった方達が日本国内、国外にてどれだけいる事か……?
各戦場跡に建てられた慰霊碑があり、靖国神社は犠牲者全員の魂が集まれる、言わば総本山的な場所だと僕は思っています。
太平洋戦争以外にも、明治維新など沢山の烈士の魂が眠る聖地。
現在の日本の景気低迷や原発問題などなど沢山問題はありますが、全ては日本と言う国が有ってこそ持てる問題なんだなと思います。
そして先の方達が身を犠牲にしてくれた意思添えの上に我々は成り立っているのも絶対的事実です。
そんな日本を支えてくれた方々を日本人が供養するのが何がいけないのでしょうかね?
この「供養」には、自民党やら民主やら各党の垣根や、天皇陛下やら総理大臣やらの立場もクソも関係無いでしょう。
その「供養」の中にも各人々の様々な思いがあります。
謝罪であったり、激励であったり、戒めであったり、誉れであったり、誓いであったり、感謝であったり…………。
その様々な思いを込め手を合わす事に日本人誰であれ何の問題が有るんでしょうかね?
他国では、天皇陛下に土下座で謝罪しろとか言ってる所もあるし、靖国問題に関し異常に騒ぎ立てる国もあるし。
天皇陛下謝罪?何で?させる訳ないじゃん。
靖国参拝問題だって日本人の問題を他国に言われる筋合いは無いよ。
騒いでる国こそ、冷凍食品に殺虫剤入れたり、PM2.5、著作権侵害など、他国に言われても謝罪もしない、反省もしない、賠償もしない見本みたいな国だし。
8月15日は国会議員だろうが誰であろうが、この国を愛する一人の日本人に戻り、胸を張って参拝して頂きたいものです。
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