僕がシゲ師匠の存在を知ったのは、
さかのぼる事、十五年位前でしょうか?
時代は第二次バスブームと言われ、空前のメガバス時代でした。
釣り雑誌、ロッドアンドリールに同時、ロビンさんと言う漫画家の方の連載があり、釣り業界の様々な方を取材し、自ら漫画にし読者に伝えるコーナーでした。
その中に師匠が取り上げられた漫画を読み、あの漫画を読みながら自分のリールを初めて分解しました。
師匠の漫画では確かアンバサダーの5000番の分解だったと思います。
それを見ながら分解した僕のリールはシマノ/銀メタ…。
上手く出来るはずはありませんよね(笑)。
今、思い出せばかなり無謀な冒険でしたよね(苦笑)。
でも、あの漫画がキッカケだったのは事実であり、
師匠の漫画を読み、
「自分のリールのグリスを交換したい。各部の状態や構造を知りたい。」
と火を着けてくれた作品でした(そこから元通りにするのはイバラの道でしたが(笑))。
その後、SEXY-DYNAMiTE’Sと言うブランドも無く、何となくリールの分解作業を始めます。
ただの「近所にリールに詳しい兄ちゃんがいるぞ。」レベルです。
でも、いつか同業者としてのレベルを身に付け、師匠に会いに行きたいと言う気持ちは温めていました。
実際、生身の師匠に会えるまで十年以上の月日を費やしましたが…。
漫画でのキッカケを伝え、リールについて色々と話しましたが正直、緊張して余り覚えていません。
ただ、あの漫画を当時読んだ読者は何万人いるかは分からないけど、その中でここまで来た人は僕だけだとお礼を言われ、リール話OK、エロ話OKと、とても気さくな方でした。
今でも、貧弱インディーズメーカーのSEXY-DYNAMiTE’Sを気にかけてくれ、とても可愛がってくれています。
とても良い師弟関係を続けて頂き、一生頭の上がらない方です。
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