カノケンブログ

リールメンテナンス&オーバーホール。

梅雨に入り、いよいよ暑さ本番が到来する季節になります。

リールにとっても1年で最も過酷なシーズンです。
船での釣りの方は予備リールをホルダーに立て掛けっぱなしは紫外線や思っている以上の熱を持ちますし、オイルの蒸発やグリスの粘度低下により保護膜の力が落ち金属磨耗を早めたりと。

心配のある方は思い切って整備に出されてみてはいかがでしょうか?

購入してから1度も整備に出した事が無い方にはフルオーバーホール(税込4860円から+往復送料)がお勧めです。

フルオーバーホール内容にはドラグ、ハンドルノブの分解まで含まれており、各メーカーさんのここまで含むオーバーホールメニューと料金を比較してみてください。

腐食や錆びとりなどの部品交換では無い作業はよっぽどな事以外、基本料金で収まり追加料金は発生しない場合がほとんどで料金目安も安心です。
また、部品交換も再生出来る物は出来るだけ再生させ、事前にお客様からの要望でない限りは作業効率メインな考えによる安易な交換はしません。

フルオーバーホール以外にも本体だけのグリスアップ、ローターだけオーバーホール、ドラグだけオーバーホールなども出来ます。

ローターオーバーホールだとラインローラーまで分解、洗浄。

ドラグだとステラSWなどのツインドラグなどリア側を分解してのグリスアップは複雑になり個人では危険です。

この機会に是非検討されてはいかがでしょうか?
タイトル写真のツインパワーSW。
釣行中にカツンと音がし、その後ガリガリになったとお預かりしました。
原因は本体のネジが緩み左右の合わせが開き過ぎてギアが暴れているのに気が付かず回してしまいギアに数ヵ所致命的な欠けが見られます。
それ意外にも爪楊枝から右側にかけて各歯車の根元部だけ光が屈折しているのが分かりますか?
欠けて角度がかわっているからです。

本体固定ネジが緩む事は珍しく無くよくありますが、このリールでは5ヶ所で固定してありギアが欠けるほど全てが緩むのは珍しいです。
原因を絞り混むのもかなり難しいです。
所有者一人一人の使用方法、使用目的が違う為で、1つだけ確実に言えるのは使用目的に求める内容にリールの番手が合っておらず過度な負担やストレスがかかったからです。
コンパクトボディや5000~6000番台でロックショアや船釣りでもライトジギングとは言えない深場まで落とし込む方にはネジの緩みはとても多いです。

この様な場合もリール選びの適切なアドバイスや今後のメンテナンス方法も内部を見た上での所有者のレベルに合わせての伝授もサービスとして行っています。
1度でもSEXY-DYNAMITE'Sへご依頼された方へのサービスになりますが。
質問された場合のみご提案いたします。

今までメンテナンスなんて真面目に考えた事の無かった皆さん。
それはそれで構いません。
買い換えるとなると中古で購入したり、一大決心で新品を買うほどの高額なアイテムです。
これから一緒に向上しませんか?

そのお手伝いをさせて頂きます。
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