ローターの分解が苦手な人は多いのでは無いでしょうか?
太いバネあるし、部屋の中で飛ばしたら探すの大変だしね(笑)
ましてローター単体まで外せない人にとっては修行では無く拷問レベルですよね?
今回は、あえてローターは付けたままで分解が得意になる僕の組み方を簡単に皆さんに伝授します。先ずは、ベールアーム、ベールワイヤーそれぞれを固定するネジは、左右共通ではありません。
それぞれの役割にあった形状ネジなので必ずアーム側、ワイヤー側と分からなくならない様にしてください。
慣れると形状の違いが分かりどちら用か分かる様になりますが、
初めて挑戦の人はアーム側にはマジック等で点印等、自分で忘れない方法の目印をしておきましょう。
尚、全てのリールでは無くメーカーにより違いが有ります、必ず確認して下さい。苦手意識の人、理由ナンバー1はこれでは無いでしょうか?
この状態でバネ受けを片手で抑え、反対の手でバネを縮めながら強引にワイヤー側をはめ込み、なおかつ固定ネジを入れ回す。
各部散々傷を付け、やっと出来てカバーを付けようと手を離した瞬間、バネがマッハで飛んで行く・・・ヤバい汗が吹き出る瞬間ですね。
やはり素人が手を出す物では無いと苦手意識が出来ちゃうんですよね。
では僕のやり方。バネ受けは外した状態で先にこちらをここまで組みます。
年式により、このバネがアーム側に付いている事もあります。
シマノだと一昔前のモデルはアーム側に有りました。
また、各メーカーによる違いは有りますが、やり方は同じです。
組み立ての際に、部品が脱落しない様に接着剤代わりにグリスを各部品にタップリ塗って下さい。
腐食や錆び予防にもなります。
最後にバネ受けをハメ込みます。
あら簡単、
カバーをして完成。
安心して下さい・・・ローター外してませんよ(安村さん風)。
知っていた人もいると思いますが、苦手意識が無くなった人の方が多いのではないでしょうか?
100%全てのリールに当てはまる訳では無く、昔のアブのオールドや一部の海外リールは構造が違いこのやり方が当てはまらないです。
が、かなりの人に参考になると思います。
持ち込み依頼にて直接質問されるも良し。
それ以外だと次回は11月、チームウミネコ様の茨城県大竹海岸ビーチクリーンにてブース出店をしますのでその時直接聞いてもらっても構いません。
苦手になる人って、浅い知識の独学で自分で分解する人が殆んどです。
初心者の内にしっかりと基本から伝授してもらえる人から教わりながら作業を学べばスピニングリールでも全然得意になりますよ。
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