連日の猛暑が続いていますが、みなさん大丈夫でしょうか。
文吉は暑さに耐えられないので、逃げ出します。
つまり、避暑ってことですね。
前回キャンプに行ったのが、3月22日だったので、5ヶ月近くのご無沙汰になります。
あの頃はコロナ禍が猛威をふるい始めのころでした。
それが、今はさらにエスカレートして全く先が見えない状態です。
文吉の生涯の中では、一番静かなお盆をむかえることになりました。
地方への帰省ラッシュがほとんどないなんて、この夏の一番のニュースになりましたね。
なんでも、新幹線がすべてに空席があるというのですから、驚きです。
と、言うことはですよ。
お盆が過ぎたら、行楽地はますます静かになるってことですよね。
2020年08月17日(月)晴れ
朝起きたら、もう大変な暑さですよ。
天気予報では38℃を超えるところもあるそうです。
昨日の夕方に流星号への荷造りを済ませておいたのは、正解でした。
08:50(11617)
すでにお日様は頭上で怒ったように熱を出しています。
でも、文吉も流星号もそんなことにはひるむことなく、出発します。
どこへって?
キャンプですよ。埼玉でキャンプといったら川原ですよね。
浦和所沢線を走って、航空公園の前まで来た時です。
突然、悲劇がおきました。
考えてみたら、今日は川原に行くんですよ。秩父ではありません。
暑さのせいか、しょっぱなから方向を間違えていました。
しかたないので、宮元町交差点を右折して北上します。
県道6号をくねくね走っていると、やっと川越にはいり、国道254号に乗ることができました。
ここまで普通なら自宅から30分で着けるのに1時間半もかかってしまいました。
それでは、気持ちを切り替えて先へ進みます。
11:17(11673)
やっと本日の目的地「嵐山渓谷」へ到着。
とその前に、ここから2百m手前に「平成楼」というスパがありました。
文吉はもう、何十回と訪れ、時には泊ったお気に入りの健康ランドでした。
それが、跡形もなくなって平地になっていました。
なんか、寂しいですね。
さて、気分をきりかえて「とき川」の川原でキャンプをします。
ここはまだ家の子供たちが幼いころに、何度も川遊びをしに来たところです。
駐車場の入り口でバイクは400円を支払って、入ります。
すでに家族連れで遊ぶ人たちが何組もいました。
ここは深いところでも文吉の腰くらいしかないし、川幅も20~30mくらいです。
流れもそれほどないので、小さい子供達を遊ばせるのには最高の場所ですね。
文吉は駐車場に近い場所に陣地を張りました。
ここは荷物の出し入れがらくだし、木陰で涼しいのです。
しかも、テーブルが備え付けられていて、らくちんです。
今回のキャンプに備えて、文吉は色々と道具をそろえてきました。
そのほとんどがダイソーやセリアという百円ショップで調達したものです。
テントを張り終えたら、さっそくハンモックを木々の間に取り付けてみました。
どうです、これ。ダイソーで5百円ですよ。
小柄な文吉なら十分にリラックスできます。
じっさいに、あまりの気持ちよさに15分くらい転寝してしまいました。
ただ、ひとつ欠点があります。
それは体重が60kgまでということです。
まあ、文吉なら楽々セーフなので問題ないですけどね。
続いて、今回初めてのタープを張ってみました。
これまでかさばるので、なかなか持ってこれませんでしたが、今回は近場と言うことで用意しました。
これなら夜露をしのげて、フライシートはいらないですね。
川では子供たちが遊んでいます。
思っていたより水は澄んでいて、手を入れてみると冷たい。
実に気持ちいいですよ。
それではそろそろ食事の用意をしますかね。
今回、食器を大、中、小のメスティンでそろえてみました。
大、中は今まで何度も紹介していますが、今回、ダイソーで小さいのを発見しました。
5百円のメスティンなんて、大丈夫かな。
箱書きによると1合のご飯が炊けるそうなので、米も用意してきました。
さっそく、研いで水を入れて給水させました。
このころに今回最大の大事件が起きました。
突如、アナウンスが流れてきたのです。
「・・・4時半になったら、駐車場を閉鎖しますので、みなさん、片づけをして退出してください・・・。」
文吉は管理事務所に行って、確認しました。
「キャンプで一泊したいんですけど、ダメなんですか?」
「ダメです。ここは日帰りしかできません」
そんなあ、あと30分しかありません。
大急ぎで撤去を始めました。
事前にネットで検索していたら、「翌日分の駐車代を払えば泊れる」という書き込みがあったのに、これは完全にガセネタでした。
とにかく急がないといけません。
他の人たちはどんどん、片づけて退出していきます。
文吉がやっと片づけたころには駐車場には2台だけしか残っていませんでした。
17:05
嵐山渓谷出発。
荷物を大急ぎで流星号に括り付けたので、なんとも見栄えが悪い。
ハンドルには荷物満載のビニール袋を二つぶら下げています。
運転しづらいったらありゃしない。
17:32(11695)
カワセミ川原キャンプ場到着。
また、ここかよって思うでしょ。
ここが一番、嵐山渓谷から近いんだからしょうがないでしょ。
すぐにテントを張って、夕食の準備にかかります。
だんだん日が暮れて、あたりは真っ暗になってきました。
ご飯はすでに給水が終わって、火にかけるだけの状態だったので楽です。
今回は35gの固形燃料一つで炊いてみます。
これが燃え尽きるころに自動的にご飯が炊けているという優れものです。
世間では「自動炊飯」と言って最近、流行っているようです。
そうそう、固形燃料を入れているのは携帯灰皿です。
ゴトクと後ろの風防もすべて「百円ショップ」で調達したものなんですよ。
ご飯が炊けて蒸らしている間に炭を起こして、本日のメインディッシュを作ります。
ジャジャーン。 カルビ焼肉です。
ご飯はふっくらと美味しく炊けました。
いただきます。
いやあ、本当においしいです。
ちなみに、ステンレス製の箸も百円ショップです。
お腹がふくれたら、しばらくテントの中でお茶とお菓子でくつろいで、寝るだけですね。
周りのキャンパーたちはまだ起きていますが、早寝、早起きの良い子の文吉は限界です。
遠くで音楽を流して踊っている人たちがいましたが、文吉の睡魔には勝てません。
22:40
おやすみなさい。
23:30
文吉の頭の中では夜中だというのに、今回二番目の大事件が発生しました。
文吉が気持ちよく眠っていたら、サイレンとともに赤い点滅を頭につけた白黒の車が止まりました。
屈強そうな二人がライトを照らしながら、文吉のテントの前をかけていきました。
五分ほどして、さらに二台のパトカーがとまりました。
四、五人のお巡りさんがテントの前を通り過ぎていきます。
肩に取り着けたトランシーバーの音声が漏れて聞こえます。
「・・・キャー。キュー、キョー・・・」
何やら、外国の女性の怒鳴るような声です。
何を言っているのかわかりませんが、文吉はすぐに理解しました。
派手なラテン系のような音楽は相変わらずガンガンなっているのです。
たぶん、だれかが通報したのでしょう。
こんな夜中に大音響の音楽ならして、騒いでいたらお巡りさんに怒られますよね。
音楽が止まって、お巡りさんたちが立ち去ったので、文吉はまた眠りにつきました。
01:20
なんだか変な音がして目が覚めました。
おどろいたことにあのラテン系の外国人たちが、また音楽を鳴らしているのです。
さすがに温厚な文吉も頭に来ました。
かと言って怒鳴りつけに行くと流血事件になるので、お巡りさんに言いつけてやる。
と思っていたら、音楽が止まりました。
きっと彼らも眠くなったんでしょうね。
ラテン系の人たちの明るい性格は嫌いじゃないけど、時と場所を選ばないといけませんね。
2020年08月18日(火)晴れ
06:10
ぐっすり眠れたので、気持ちよく起きました。
少し、朝焼けの残る空をみながら朝食をとります。
と言っても、ただ昨日の残りのお菓子をつまんで、牛乳を生で胃袋に流し込むだけですけど。
昨夜はバタバタしていたので、テントだけで過ごしました。
でも、せっかくですから、タープをテントの前に張って日陰を作ります。
それでは少し川遊びをしてみましょうかね。
やはり朝の川は冷たいですね。
まだ、だれも起きてきていないので、文吉の独り占めです。
思っていたより、流れがきつくて逆らって泳ぐのは大変です。
文吉得意のクロールをしても、全然前に進みません。
これでは、小さい子が流されたりしたら危険ですね。
深さは文吉の太ももくらいしかありませんけど。
テントに戻ってから、お留守番をしている流星号を描いてみました。
文吉画伯の絵は描くたびに上手になっていますね。
今回は何とかバイクってことは分かってもらえるでしょうか。
ちなみにこの時の写真もありますから、実写と芸術の違いも分かるかな?
さて、お腹がすきました。
今日のお昼にはキャンプ定番の「焼きそば」でも作りましょうかね。
味の決め手は「粉末」のソースです。
文吉特製のから揚げ入り、ソース焼きそばの出来上がり。
から揚げを温めているときに少し(かなり)焦げましたが、味は抜群です。
ご馳走様でした。
食べ終わったら、食器を洗うって常識ですよね。
なにごとも几帳面な文吉は、そのあと、3時間もかけて荷物を片づけて帰り支度をしました。
ちなみに、あまりの暑さに自販機のジュースやサイダー類を4本も飲んでしまいました。
片づけが済んだら、記念にパチリ。
流星号の後部座席にはトランクがもう一つ乗っかっています。
事前にボルトで二つのトランクを固定していました。
念のためにゴムベルトを一本縛り付けましたが、必要ないくらいしっかりとしています。
しかし、まだ改良の余地があります。取り付け、外しに時間がかかりすぎるのです。
次回には、さらに楽に、便利になっていると思います。
15:36
カワセミキャンプ場を出発します。
本当は帰りも下道でと思っていましたが、思い切って高速で帰ることにしました。
15:50(11699)
高速に乗る前に途中で給油します。
7.30L @123円 898円
燃費30.0km/L まあまあですね。
16:00(11701)
関越自動車道「花園IC」から乗り込みます。
途中で高坂SAで休憩。
無料の水を紙コップに4杯がぶ飲みして出発。
16:46(11749)
「所沢IC」で高速を降ります。1340円。
17:11(11755)
無事に自宅に到着。
バイバイ
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【文吉からのお願い】
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より多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
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文吉は水泳が得意なのです。
少年時代の文吉を知っている人なら異論をはさむことはないと自負しています。
しかし、今の文吉は果たして50m泳げるかどうか。
すぐに息が上がってしまいます。
だから、今回の写真は最後の雄姿だと思いますよ。
貴重な一枚なんです。
うまく、メタボを隠しているでしょ。
文吉はキャンプ大好きです。
旅全般好きですが、キャンプは全ての責任は自分にあるところがたまらないのです。
寝る場所も食べるものも遊びの中身もすべて自分で決めるわけです。
いくらでも手抜きができるし、いくらやっても完ぺきにできない。
だから、ただ火をつけてお湯を沸かすだけのことにも必死になるのです。
自然とブログを書く情熱も変わってくるのかもしれませんね。
だんなさんは中学時代に県大会で入賞されたとか。
すごいですねえ。
今の体型は仮の姿で、本当は泳ぎだすと水を得た魚のように華麗でかっこよくなるんだと思いますよ。
こんど、一緒にプールでも行ったらいかがですか?
文吉さん、キャンプ情報を楽しく読ませていただきました。
やはり、アウトドア大好き文吉さんは、キャンプのお話になると生き生きしていますね。
嵐山渓谷は先日ニュースで見ました。
お盆休みなので、人が多かったようです。
でも、今回はそれほどでもなくてよかったですね。
お泊まりができなかったのは残念でしたね。
カワセミ川原は文吉さんのお庭みたいなもので、段取り良くすごせたみたいですね。
夜中のラテン系の音楽は本当に迷惑でしたね。
お巡りさん、ご苦労様です。
文吉さんの一番得意なスポーツは水泳なんですね。
私は、カナヅチなのでうらやましいです。
主人は中学時代に県大会で入賞したことがあるらしいのですが、本当かどうか。
今の体型からは想像もできませんけど。
今年の夏はコロナのせいで、なかなか出かけることができなくなりましたね。
人混みの中には行けませんが、アウトドアはいいんじゃないですかね。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
もたもたしてると夏も終わってしまいますよ。
バンガローでガンバローって、オヤジギャグかよ。
埼玉の川はみんな浅いわけではないですが、今回はたまたまです。
文吉は海まで徒歩10歩という所で育ったので、夏休みは毎日泳いでいました。
朝はラジオ体操が終わったら、海に飛び込んでいました。
だから、一番得意なスポーツは水泳です。
雪国育ちの人が、みんなスキーができるのと同じですね。
でも、文吉の泳ぎは自己流なので、得意の種目は「立ち泳ぎ」です。
なので、どんなに上手でもオリンピックには出れませんね。
ネタがつきなかったようですね笑
川で泳いだのは、ウチの末っ子と同じです!
私も家族でキャンプデビューしたいのですが…
とりあえずバンガローにでも泊まりに行きたいと思います。
夏はやっぱりキャンプですね
うらやましい バーベキュー大好きです
埼玉の川は浅いんですね これなら子供連れて遊べますね
文吉さんは水泳が得意なんですね
クロールカッコいい
私も子供の頃にスイミング通っていたので少しは自信あります
コロナに負けずにがんばってください