20201229カワセミキャンプ場ラーツー with マルチャン

暮れも押し詰まってきました。

年末と言うと、どこのご家庭でも「大掃除」で忙しいことと思います。

特に今年は新型コロナの影響で自宅にこもっている人が多いでしょう。

「大掃除は念入りに」と考えるのではないでしょうか。

もちろん、文吉の家も同様です。

でも、ひとつだけ普通の家と違っていることがあります。

それは、文吉が家にいると邪魔だから、「どこか外へ行ってくれ」と妻に言われることです。

 

 

2020年12月29日（火）晴れ

 

09：00

いやあ、良く晴れています。

こんなに良い日は布団だって外へ干せるでしょう。

では、さっそく妻の邪魔にならないように文吉はツーリングの準備にかかります。

 

文吉はレブル５００をマンションの駐輪場に置いています。

隣にはカワサキＷ８００が停めてあります。

そのオーナーと最近、親しく会話するようになりました。

その縁で、文吉がツーリングに誘ったら二つ返事でご一緒することになったわけです。

干支は文吉と同じですが二回り離れていて、まるで親子ほどの違いがあります。

気さくで陽気な性格のようで、こんな爺いにも気軽に付き合ってくれました。

 

便宜上、マルチャンと命名しておきますね。

Ｗ８００のタンクはレブルのトンガリと違って、マルマルとふっくらしているのです。

 

 

【０１】

 

【０２】

 

10：03（0659）

それでは出発します。

富士見バイパス→川越→国道254号→東松山

 

途中の交差点で右折のウインカーを点滅させたモンキーが止まっていました。

本当に止まっていたんですよ。　つまり、エンストです。

必死にキックペダルを何回もガクン、ガクンと踏み込んでいます。

信号が変わってもかかりそうになくて、後ろの車や文吉たちは無視して追い越しました。

まあ、人のことは放っといて先に進みます。

東松山→嵐山

 

11：10

嵐山渓谷に到着。

予定ではここのバーベキュー場でラーツーをすることにしていましたが、季節限定のために閉鎖されていました。

 

【０３】

 

でも全然、問題ありません。

文吉はちゃんとこういうことも想定しておりました。

すぐにUターンします。

 

賢明な読者の人はもう、分かっていると思います。

そうです、代替地として文吉たちはカワセミキャンプ場へ向かうのです。

 

途中で車の列が急に詰まっているところに差し掛かりました。

文吉が最後尾に停止すると、この渋滞は右側のスーパーに入るための渋滞であるとわかりました。

文吉の後方にいたマルチャンはすぐに機転を利かせて左車線に入ります。

こういった、素早い判断はさすがに若さですね。

文吉はオタオタと後に続きました。

後ろから見るマルチャンは体が大きくて、８００ｃｃのバイクが小さく見えますね。

実に頼もしい。

 

【０４】

 

11:45(0714)

カワセミキャンプ場到着。

うわー。　すごく混んでいます。

今年は、夏場でもこんなに混んでいるのはみたことがないです

 

【０５】

 

しかたがないので、できるだけ密にならないところを探して陣地を確保しました。

 

【０６】

 

では、さっそくラーメン作りに取り掛かりますか。

ああ、そうそう、今回も「長崎チャンポン風ラーメン」です。

麺は長崎風ですが、蒲鉾は長崎産です。

田舎から、兄が長崎蒲鉾を送ってくれました。

ありがとうございます。美味しいですよ。

ちなみに、長崎では蒲鉾と書いて「カンボコ」と読みます。

 

 

【０７】

 

マルチャンは美味しそうに食べてくれました。

目隠ししていますが、まるで大黒様のようなふくよかな顔は実に縁起がいいですね。

そういえば、バイクに乗る姿はまるで動く「鏡モチ」のようでした。

 

【０８】

 

丼が小さかったので、すぐに食べ終わっても大丈夫。ちゃんと「おかわり」ありますから。

 

【０９】

 

文吉は十分満足しましたが、マルチャンは足りたかなあ？

お餅も２個食べたから、まあ良いか。

食後にはコーヒーも淹れて飲んだし。

 

やっぱり、こういうシチュエーションで食事をすると、話も弾みますね。

文吉の若いころや田舎の話などをしました。

意外や、マルチャンもかなりのアウトドア派で、しかも文吉以上にサバイバルな男でした。

そうなると、「次はキャンプに行こう」となりました。

 

14:20

予定より、ずいぶんと遅くなりましたが、出発します。

どこへって？

アウトドア派の男が行くところと言ったら、お風呂でしょ。

 

15:00(0752)

かなり道に迷いながら、クネクネ走ってやっとこ到着。

嵐山に来たら、以前は「平成楼」という健康ランドへ行ってましたが、今はつぶれて跡形もありません。

その代わりに見つけたのがここ「玉川温泉」です。

昭和のレトロ感を演出したお風呂です。

入り口にはミゼット（三輪の軽自動車）があります。

文吉が子供のころに友達のお父さんが乗っていました。　懐かしいです。

 

【１０】

 

お風呂は岩風呂のある「昭の湯」と、富士山の壁画がある「和の湯」の二か所に分かれています。

週替わりで男女入れ替わりになっているんですね。

今週の男湯は岩風呂でした。　ラッキーでした。

かなり大きな岩風呂というか屋根のついた露天風呂という感じでした。

写真は無いですけど。

泉質は強アルカリのお風呂で、肌がツヤツヤになる、いわゆる「美人」の湯でした。

 

風呂から上がったら、冷たい飲み物がほしくなりますね。

本当は牛乳が飲みたかったのですが、どういうわけか見つかりません。

代わりにオリジナルのサイダーがあったので、飲んでみると美味しかったです。

 

【１１】

 

16:20

それでは、帰るとしますか。

走っているうちにだんだん暗くなってきました。

 

富士見バイパスまで来てバックミラーを見たら、マルチャンの姿が映りません。

おかしいなあ、さっきまで後ろにピッタリ着いていたのに。

ちょっと心配になってきました。

途中のコンビニに停まって、後続の車を見ていたら、やっと来て通り過ぎていきました。

あわてて、車の流れをすり抜けながら進むと、赤信号で停止していたので追いつきました。

 

どうやら、車線を間違えてバイパスをスルーしたので戻ってきたそうです。

まあ、何事も無くてよかったです。

 

17:32(0782)

無事に自宅に到着。

若い人とツーリングすると、文吉も少し若返った気になります。

ありがとうね。

 

バイバイ

 

【ごあいさつ】

このブログも今年で１５周年を迎えることができました。

その記念としてバイクを買い替えて、新しいスタートをきることができました。

 

来年はさらなる「飛躍」をしたいと思っています。

特に、年はとっても「若い気持ち」は持ち続けたいと思っております。

爺いには「年寄りの冷や水」という武器があるのです。

「まだ、まだ、若いもんには負けないぞ」と突っ張っていきたいと思います。

 

その第一歩として、次回からは写真だけでなく、「動画」も盛り込んでいきます。

ツーリングの回数もより多く、より遠くへ出かけたいと思います。

 

最後になりましたが、皆様、ここまでご愛読ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

どうか良いお年をお迎えください。

 

 

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