今年最初のお泊りツーリングは中伊豆になりました。本当はキャンプをしたかったのですが、根性なしの文吉は宿を取ることになりました。
2007年1月7日(日)晴れ
昨日の雨が嘘のように晴れ渡っています。
今年初めてのお泊りツーリングは「キャンプ」と思っていましたが、妻が大反対。
「風邪でもひいたらどうするの」ということで、根性なしの文吉は素直に宿探し。
ネットや雑誌をひっくり返して色々検討した結果、「ツーリングGOGO」誌の2月号で紹介されていた「ごぜんの湯」に決定。
湯治場なので温泉は良質だし、なにより料金がリーズナブルなのが魅力です。
早速、電話で予約を入れました。
祝祭日前日ということで2食付1泊は平日の1.15倍。8925円プラス入湯税150円で契約成立。
夕食の始まる18:30までに宿に入ることが条件です。
09:25(20377)
ガソリン満タンで自宅を出発。
09:50(20389)
戸田南ICから首都高速に乗ります。560円
本来首都高は700円ですが、ECTカードで払えば2割引です。
天気は最高。少し風がありますが、気にするほどではありません。
今年も文吉の「晴れ男伝説」は健在です。
めずらしく今日は混雑もありません。
10:28(20430)
用賀料金所到着。ここから東名高速道路です。
ここから少し渋滞が始まりました。
10:51-11:27(20455)
海老名SA到着。休憩します。
トイレをすまして、温かいお茶を飲んで一息入れました。
2日にトラブっていたMIO168RSもすっかり元通りになっています。
インフォメーションで配っている地図でルートを確認して、MIO168RSに登録します。
目的地まで自宅から168Km。
海老名SAを出ると渋滞していました。車が延々と団子状態で続いています。
車線と車線の間を60Km/Hくらいでスイスイ抜けていきます。
12:03-13:12(20506)
足柄SA到着。
足柄と言うと「金太郎」を思い出しますが、ここの名物は「足柄湯」。
なんとSAの中にお風呂があるのです。前から入りたいと思っておりました。
入湯料630円。タオル210円。
中に入ると2mX4m位の普通の銭湯くらいの広さの湯船と、一回り小さくした水風呂があります。
一応、サウナもついているのですが、2,3人でいっぱいになりそうな広さです。
お湯は無色、無臭。ここは温泉なのかな。普通の水道水と変わらないような感じだけど。
でも、冷え切った体は温まります。
風呂からあがるとお腹が空いたので、ここの名物「富士山うどん」を食べます。
何が富士山かと言うと、青海苔と温泉玉子で富士山に似せていると言うのです。
でも、どう見てもこれが富士山には見えないのですけど。
文吉の美的センスがないのか、作った人がピカソ的センスの持ち主なのか。
でも、味は青海苔の磯臭さと温泉玉子が良く合って美味しかったです。
<富士うどん>
SAを出ると混雑は解消しており、右手に本物の富士山が大きく広がっています。
「日本人は富士山を見ると元気が出る」と言いますが、本当ですね。
頭の中にロッキーのテーマが流れてきたような思わず「エイドリアーン」って叫びたくなる感じです。
13:25(20519)
裾野ICで降ります。2250円
この辺から富士山は後方に位置するため、見ることができません。
宿まで残り35Kmくらいですが、物すごい渋滞です。三島から大仁にかけての道は狭いのでここはいつ来ても渋滞ですね。
しかし、今日は成人式のため振袖のお嬢さんたちを何人も見ることができました。
たぶん、この通りの近くに会場があったのでしょう。連れ立って歩いていたり、彼氏の車の助手席に乗っています。
最近、文吉も年のせいか和服女性に心惹かれるようになってきました。
14:41(20546)
お腹が空いたので、ミニストップ大仁店というコンビニに立ち寄ります。
宿の夕飯が楽しみなので、今は程々にしようと思います。
雑誌590円、ウインナカレーパン126円、カルピスウオーターペットボトル147円。合計863円
店の休憩用テーブルでパンを食べました。
店を出て元気良く走っていましたら、どうも行き過ぎたような気がします。
MIO168Rには正確なポイントが入力されていないので、たぶんこの辺だろうとは思うのですが、それらしいところが見つかりません。
Shadow750を道端に停めて宿に電話してみました。
案の定、通り過ぎており、「冷川」という三叉路を左に行くところを右に行っておりました。
三叉路まで約2Kmほど戻って指示されたとおり行くと、目印の小学校がありました。
そこの角を左に折れて500mで到着しました。
16:02(20580)
ごぜんの湯。
廻りは鄙びた田園風景。文吉の小学校時代の田舎の景色もこんな感じでした。
宿の息子さん(30代前半くらい)に案内されて外のお風呂と離れの部屋へ行きました。
ここは湯治場なので何でもがセルフサービス。
布団も自分で敷くのは当たり前で、部屋にはお茶のセットすらありません。
お茶が飲みたかったら隣の台所で自分で淹れます。
部屋にあるのはテレビと電気コタツだけ。四畳半の部屋が広く感じられます。
夕飯は18:30なのでまだたっぷり時間があります。
部屋に荷物を運んだら、まずはお風呂に直行です。
源泉100%掛け流しは伊達ではありません。実に気持ちがいいです。
色は無色で臭いもあまりありませんが、肌にねっとり絡みつくような泉質がたまりません。
まるで、蕎麦湯のようですって言ったら分かってもらえますかね。
パイプから流れてくるお湯もドロッ、ドボッという感じでドドドっていう感じではありません。
この違い分かるかなあ。
<お湯は熱い>
一風呂浴びて部屋で雑誌を読んだり、テレビを見たりして過ごしましたが、お菓子ひとつ無いのはちょっと口寂しい。
コンビニで買い込んで来れば良かったと反省しきりです。
18:30
お待ちかねの夕飯です。
基本は精進料理ですが、刺身と鮎の姿焼きがついております。
お茶とご飯は自分でつぎます。ご飯には小豆のような黒い豆が入っていました。
今日は特別に「七草粥」がサービスで振る舞われました。
銘々が自分の部屋名が書いてあるコタツで食べます。
ちなみに文吉の部屋名は「達磨」です。
お粥は部屋の隅にある囲炉裏に大きな鍋が掛かっており、好きなだけよそるようになっていました。
風情があって良いですね。
どれも美味しくいただきました。
<囲炉裏と鍋>
部屋に戻る前に冷蔵庫からペットボトルのお茶を一本抜いて宿の主人に帳簿につけて貰いました。
支払いは帰る時に一括して払います。
部屋に戻って読みかけの雑誌を読み終えてからまたお風呂に行きました。
ここの源泉はそのままでは熱すぎるので、ビニールパイプを部屋中に張り巡らして最後に湯船に流れるような仕組みになっています。
おかげで、部屋は暖房効果が得られると言う一石二鳥のアイデアです。
それでも、源泉を直接触ると熱い。たぶん、50℃くらいになっていると思います。
今回は内風呂にじっくりつかりました。浮かべてある温度計をみると43℃。
暑さをじっとこらえて入ります。
十分、体から汗が出てきた頃に露天へ行きます。
外はもう、真っ暗ですがお風呂の周りだけは照明が点いています。
部屋に戻ると、持参したノートPCでブログの下書きをしてから布団を敷きました。
布団にもぐりこんでテレビを付けっ放しで寝るのは久しぶりの感じがします。
こうして宿の夜は更けていくのでした。
2007年1月8日(月)晴れ
06:35
起床。昨日の夜はテレビを見たり、ウトウトしたりして過ごしていたので、少し寝ぼけています。
部屋が乾燥していて、喉が痛く咳がでます。
ペットボトルのお茶も飲み干してしまって喉が渇きます。
でも、台所でお湯を沸かしてお茶を淹れるのは面倒くさいので、あきらめました。
しょうがないので、朝風呂に行きます。
文吉が脱衣所に入るとちょうど入れ違いにおじさんが出るところでした。
誰もいないので、一風呂浴びながら写真撮影をします。
写した写真を確認すると、湯気ばっかりでほとんど何も見えません。
色々と工夫しているうちに文吉は勉強しました。
ストロボを焚くと、湯気の粒子に光が反射してダメなんだと言うことです。
ASA感度を高めにして、ストロボ無しで撮影するとバッチリでした。
<ごぜんの湯>
お風呂からあがって散歩がてら宿の周りを歩いてみました。
昨日感じたよりもここはさらに田舎だと言うことが分かります。
本当に田んぼと畑しか廻りにはないのです。
駐車場の横には薪にするために切ってきた木を干してあります。
08:00
待ちに待った朝食です。
何もすることが無いと人間は食べることだけが楽しみになるんですね。
朝食はどこの旅館でも同じようなものですが、ここのはそれを絵に書いたようにシンプルなおかずです。
宿の主人が電気炊飯器のタイマー設定を間違えて午後にしたために、3台ある炊飯器の1台がまだ炊けていません。
文吉の分まではセーフだったのですが、後から来た7人組の家族連れのご飯が足りないと言うハプニングがありました。
しょうがないので、昨日のお粥の残りを温めて食べていました。
宿代を清算して出発します。
宿泊 5,500円
食事 3,000円
入湯税 150円
飲物 150円
外税 432円
ーーーーーーーーーーーーー
合計 9,232円
一万円でお釣りが来ました。
10:02(20580)
出発します。
10:19(20593)
伊豆スカイラインに乗ります。 460円
途中、見晴らしの良いところで写真を撮りながら進みます。
この道はバイクで走るのは初めてです。
ゆるいカーブの連続で非常に走りやすい。
飛ばし屋には堪えられない道だろうな。でも、この季節はところどころ凍結しているところがありそうなので、注意が必要だ。
途中でガス欠になりました。RESにコックをひねります。
10:56-11:20(20620)
ドライブイン湯河原峠で休憩
電光掲示板では3℃とかなり気温が低く、中に入るとホッとします。
トイレをすましてから、土産品を冷やかしてから自販機でホットココアを飲みます。100円
ここで会社と自宅用に土産を買ったが、値段はナイショ。
11:31(20625)
芦ノ湖スカイライン料金所 250円
11:50(20630)
箱根スカイライン、富士見展望所。
頭に雲を乗せた富士山を堪能しました。
11:57(20637)
箱根スカイライン料金所 250円
スカイラインを降りると今度は富士五湖道路
須走料金所 520円
富士吉田料金所 520円
いったいいくら取れば気が済むんだよ。
12:45(20678)
富士吉田ICより中央道に乗ります。
12:51(10685)
完全ガス欠になってしまいました。
予備のガソリン500CCを入れたが、これでは10Kmくらいしか走れません。
13:05(20684)
谷村PAで悩んだ末にJAFへ連絡しました。
次の談合坂までは20Km以上あるので、今度ガス欠になったらアウトです。
電話では20分くらいで着てくれると言うので、待ってる間に腹ごしらえします。
肉うどん390円。量は少ないけど美味しいです。
13:30
JAF到着。優しそうなおじさんはキゲンよく対応してくれました。
JAFの要請する内容で「ガス欠」は意外と多いそうで、常にハイオク10Lを準備しているとのこと。
普段Shadow750にはレギュラーを入れていますが、ハイオクを入れても問題はありません。10Lで1500円
文吉はJAFの会員なのでガソリン代の実費だけですみました。
このおじさんも普段バイクに乗っているとのことで、MIO168RSや補充缶に興味を持って質問攻めにあいました。
MIO168RSのアースはどうしているのかと中々マニアックな質問です。
<JAF>
ハイオクを初めて入れたShadow750はエンジン滑らか、音も静か。
こんなにガソリンで変わるとは思わなかった。たまには良いかも。
13:50(20702)
大月ICで降ります。650円
考えてみたら、談合坂まで行かなくても大月で降りればスタンドはいくらでもあったわけです。
ここから、小菅を通って奥多摩まで急峻な峠超えをしようと思います。
しかし、文吉の考えが甘かったことを嫌と言うほど思い知らされました。
峠を上っていると、雪景色が突然現れたのです。嘘だろう。
一応、除雪して雪は道の両側に固められているので車は通ることができます。
なんとか、頂上まできましたが問題は下りです。もはや後戻りはできません。
坂を下っていると、ところどころが日陰になって氷が張り付いています。
幸い、前に通った車のわだちに沿って騙しだまし降りることができました。
どうか対向車が来ませんように。
やっとこ小菅の湯まで来たときは正直ホッとしました。
ここまで来たら後は平らになるし、雪もありません。
14:16-15:21(20755)
奥多摩第二駐車場到着。
トイレに入ると今までの張り詰めた気持ちが緩みます。
売店で缶入りお汁粉120円、肉まん130円を食べます。
15:50(20775)
軍畑通過
17:55(20822)
自宅近くのスタンドで給油。
9.61L @118 1134円 燃費は不明
18:03(20824)
無事自宅につきました。
全走行距離 447Km
小遣い帳
食費 1643円
宿泊費 9232円
高速代(有料道路含む)5460円
ガソリン代 2634円
その他(雑誌)590円
ーーーーーーーーーーーーーー
合計 19559円
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最近は51-150位のところに出没しているようです。
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2007年1月7日(日)晴れ
昨日の雨が嘘のように晴れ渡っています。
今年初めてのお泊りツーリングは「キャンプ」と思っていましたが、妻が大反対。
「風邪でもひいたらどうするの」ということで、根性なしの文吉は素直に宿探し。
ネットや雑誌をひっくり返して色々検討した結果、「ツーリングGOGO」誌の2月号で紹介されていた「ごぜんの湯」に決定。
湯治場なので温泉は良質だし、なにより料金がリーズナブルなのが魅力です。
早速、電話で予約を入れました。
祝祭日前日ということで2食付1泊は平日の1.15倍。8925円プラス入湯税150円で契約成立。
夕食の始まる18:30までに宿に入ることが条件です。
09:25(20377)
ガソリン満タンで自宅を出発。
09:50(20389)
戸田南ICから首都高速に乗ります。560円
本来首都高は700円ですが、ECTカードで払えば2割引です。
天気は最高。少し風がありますが、気にするほどではありません。
今年も文吉の「晴れ男伝説」は健在です。
めずらしく今日は混雑もありません。
10:28(20430)
用賀料金所到着。ここから東名高速道路です。
ここから少し渋滞が始まりました。
10:51-11:27(20455)
海老名SA到着。休憩します。
トイレをすまして、温かいお茶を飲んで一息入れました。
2日にトラブっていたMIO168RSもすっかり元通りになっています。
インフォメーションで配っている地図でルートを確認して、MIO168RSに登録します。
目的地まで自宅から168Km。
海老名SAを出ると渋滞していました。車が延々と団子状態で続いています。
車線と車線の間を60Km/Hくらいでスイスイ抜けていきます。
12:03-13:12(20506)
足柄SA到着。
足柄と言うと「金太郎」を思い出しますが、ここの名物は「足柄湯」。
なんとSAの中にお風呂があるのです。前から入りたいと思っておりました。
入湯料630円。タオル210円。
中に入ると2mX4m位の普通の銭湯くらいの広さの湯船と、一回り小さくした水風呂があります。
一応、サウナもついているのですが、2,3人でいっぱいになりそうな広さです。
お湯は無色、無臭。ここは温泉なのかな。普通の水道水と変わらないような感じだけど。
でも、冷え切った体は温まります。
風呂からあがるとお腹が空いたので、ここの名物「富士山うどん」を食べます。
何が富士山かと言うと、青海苔と温泉玉子で富士山に似せていると言うのです。
でも、どう見てもこれが富士山には見えないのですけど。
文吉の美的センスがないのか、作った人がピカソ的センスの持ち主なのか。
でも、味は青海苔の磯臭さと温泉玉子が良く合って美味しかったです。
<富士うどん>
SAを出ると混雑は解消しており、右手に本物の富士山が大きく広がっています。
「日本人は富士山を見ると元気が出る」と言いますが、本当ですね。
頭の中にロッキーのテーマが流れてきたような思わず「エイドリアーン」って叫びたくなる感じです。
13:25(20519)
裾野ICで降ります。2250円
この辺から富士山は後方に位置するため、見ることができません。
宿まで残り35Kmくらいですが、物すごい渋滞です。三島から大仁にかけての道は狭いのでここはいつ来ても渋滞ですね。
しかし、今日は成人式のため振袖のお嬢さんたちを何人も見ることができました。
たぶん、この通りの近くに会場があったのでしょう。連れ立って歩いていたり、彼氏の車の助手席に乗っています。
最近、文吉も年のせいか和服女性に心惹かれるようになってきました。
14:41(20546)
お腹が空いたので、ミニストップ大仁店というコンビニに立ち寄ります。
宿の夕飯が楽しみなので、今は程々にしようと思います。
雑誌590円、ウインナカレーパン126円、カルピスウオーターペットボトル147円。合計863円
店の休憩用テーブルでパンを食べました。
店を出て元気良く走っていましたら、どうも行き過ぎたような気がします。
MIO168Rには正確なポイントが入力されていないので、たぶんこの辺だろうとは思うのですが、それらしいところが見つかりません。
Shadow750を道端に停めて宿に電話してみました。
案の定、通り過ぎており、「冷川」という三叉路を左に行くところを右に行っておりました。
三叉路まで約2Kmほど戻って指示されたとおり行くと、目印の小学校がありました。
そこの角を左に折れて500mで到着しました。
16:02(20580)
ごぜんの湯。
廻りは鄙びた田園風景。文吉の小学校時代の田舎の景色もこんな感じでした。
宿の息子さん(30代前半くらい)に案内されて外のお風呂と離れの部屋へ行きました。
ここは湯治場なので何でもがセルフサービス。
布団も自分で敷くのは当たり前で、部屋にはお茶のセットすらありません。
お茶が飲みたかったら隣の台所で自分で淹れます。
部屋にあるのはテレビと電気コタツだけ。四畳半の部屋が広く感じられます。
夕飯は18:30なのでまだたっぷり時間があります。
部屋に荷物を運んだら、まずはお風呂に直行です。
源泉100%掛け流しは伊達ではありません。実に気持ちがいいです。
色は無色で臭いもあまりありませんが、肌にねっとり絡みつくような泉質がたまりません。
まるで、蕎麦湯のようですって言ったら分かってもらえますかね。
パイプから流れてくるお湯もドロッ、ドボッという感じでドドドっていう感じではありません。
この違い分かるかなあ。
<お湯は熱い>
一風呂浴びて部屋で雑誌を読んだり、テレビを見たりして過ごしましたが、お菓子ひとつ無いのはちょっと口寂しい。
コンビニで買い込んで来れば良かったと反省しきりです。
18:30
お待ちかねの夕飯です。
基本は精進料理ですが、刺身と鮎の姿焼きがついております。
お茶とご飯は自分でつぎます。ご飯には小豆のような黒い豆が入っていました。
今日は特別に「七草粥」がサービスで振る舞われました。
銘々が自分の部屋名が書いてあるコタツで食べます。
ちなみに文吉の部屋名は「達磨」です。
お粥は部屋の隅にある囲炉裏に大きな鍋が掛かっており、好きなだけよそるようになっていました。
風情があって良いですね。
どれも美味しくいただきました。
<囲炉裏と鍋>
部屋に戻る前に冷蔵庫からペットボトルのお茶を一本抜いて宿の主人に帳簿につけて貰いました。
支払いは帰る時に一括して払います。
部屋に戻って読みかけの雑誌を読み終えてからまたお風呂に行きました。
ここの源泉はそのままでは熱すぎるので、ビニールパイプを部屋中に張り巡らして最後に湯船に流れるような仕組みになっています。
おかげで、部屋は暖房効果が得られると言う一石二鳥のアイデアです。
それでも、源泉を直接触ると熱い。たぶん、50℃くらいになっていると思います。
今回は内風呂にじっくりつかりました。浮かべてある温度計をみると43℃。
暑さをじっとこらえて入ります。
十分、体から汗が出てきた頃に露天へ行きます。
外はもう、真っ暗ですがお風呂の周りだけは照明が点いています。
部屋に戻ると、持参したノートPCでブログの下書きをしてから布団を敷きました。
布団にもぐりこんでテレビを付けっ放しで寝るのは久しぶりの感じがします。
こうして宿の夜は更けていくのでした。
2007年1月8日(月)晴れ
06:35
起床。昨日の夜はテレビを見たり、ウトウトしたりして過ごしていたので、少し寝ぼけています。
部屋が乾燥していて、喉が痛く咳がでます。
ペットボトルのお茶も飲み干してしまって喉が渇きます。
でも、台所でお湯を沸かしてお茶を淹れるのは面倒くさいので、あきらめました。
しょうがないので、朝風呂に行きます。
文吉が脱衣所に入るとちょうど入れ違いにおじさんが出るところでした。
誰もいないので、一風呂浴びながら写真撮影をします。
写した写真を確認すると、湯気ばっかりでほとんど何も見えません。
色々と工夫しているうちに文吉は勉強しました。
ストロボを焚くと、湯気の粒子に光が反射してダメなんだと言うことです。
ASA感度を高めにして、ストロボ無しで撮影するとバッチリでした。
<ごぜんの湯>
お風呂からあがって散歩がてら宿の周りを歩いてみました。
昨日感じたよりもここはさらに田舎だと言うことが分かります。
本当に田んぼと畑しか廻りにはないのです。
駐車場の横には薪にするために切ってきた木を干してあります。
08:00
待ちに待った朝食です。
何もすることが無いと人間は食べることだけが楽しみになるんですね。
朝食はどこの旅館でも同じようなものですが、ここのはそれを絵に書いたようにシンプルなおかずです。
宿の主人が電気炊飯器のタイマー設定を間違えて午後にしたために、3台ある炊飯器の1台がまだ炊けていません。
文吉の分まではセーフだったのですが、後から来た7人組の家族連れのご飯が足りないと言うハプニングがありました。
しょうがないので、昨日のお粥の残りを温めて食べていました。
宿代を清算して出発します。
宿泊 5,500円
食事 3,000円
入湯税 150円
飲物 150円
外税 432円
ーーーーーーーーーーーーー
合計 9,232円
一万円でお釣りが来ました。
10:02(20580)
出発します。
10:19(20593)
伊豆スカイラインに乗ります。 460円
途中、見晴らしの良いところで写真を撮りながら進みます。
この道はバイクで走るのは初めてです。
ゆるいカーブの連続で非常に走りやすい。
飛ばし屋には堪えられない道だろうな。でも、この季節はところどころ凍結しているところがありそうなので、注意が必要だ。
途中でガス欠になりました。RESにコックをひねります。
10:56-11:20(20620)
ドライブイン湯河原峠で休憩
電光掲示板では3℃とかなり気温が低く、中に入るとホッとします。
トイレをすましてから、土産品を冷やかしてから自販機でホットココアを飲みます。100円
ここで会社と自宅用に土産を買ったが、値段はナイショ。
11:31(20625)
芦ノ湖スカイライン料金所 250円
11:50(20630)
箱根スカイライン、富士見展望所。
頭に雲を乗せた富士山を堪能しました。
11:57(20637)
箱根スカイライン料金所 250円
スカイラインを降りると今度は富士五湖道路
須走料金所 520円
富士吉田料金所 520円
いったいいくら取れば気が済むんだよ。
12:45(20678)
富士吉田ICより中央道に乗ります。
12:51(10685)
完全ガス欠になってしまいました。
予備のガソリン500CCを入れたが、これでは10Kmくらいしか走れません。
13:05(20684)
谷村PAで悩んだ末にJAFへ連絡しました。
次の談合坂までは20Km以上あるので、今度ガス欠になったらアウトです。
電話では20分くらいで着てくれると言うので、待ってる間に腹ごしらえします。
肉うどん390円。量は少ないけど美味しいです。
13:30
JAF到着。優しそうなおじさんはキゲンよく対応してくれました。
JAFの要請する内容で「ガス欠」は意外と多いそうで、常にハイオク10Lを準備しているとのこと。
普段Shadow750にはレギュラーを入れていますが、ハイオクを入れても問題はありません。10Lで1500円
文吉はJAFの会員なのでガソリン代の実費だけですみました。
このおじさんも普段バイクに乗っているとのことで、MIO168RSや補充缶に興味を持って質問攻めにあいました。
MIO168RSのアースはどうしているのかと中々マニアックな質問です。
<JAF>
ハイオクを初めて入れたShadow750はエンジン滑らか、音も静か。
こんなにガソリンで変わるとは思わなかった。たまには良いかも。
13:50(20702)
大月ICで降ります。650円
考えてみたら、談合坂まで行かなくても大月で降りればスタンドはいくらでもあったわけです。
ここから、小菅を通って奥多摩まで急峻な峠超えをしようと思います。
しかし、文吉の考えが甘かったことを嫌と言うほど思い知らされました。
峠を上っていると、雪景色が突然現れたのです。嘘だろう。
一応、除雪して雪は道の両側に固められているので車は通ることができます。
なんとか、頂上まできましたが問題は下りです。もはや後戻りはできません。
坂を下っていると、ところどころが日陰になって氷が張り付いています。
幸い、前に通った車のわだちに沿って騙しだまし降りることができました。
どうか対向車が来ませんように。
やっとこ小菅の湯まで来たときは正直ホッとしました。
ここまで来たら後は平らになるし、雪もありません。
14:16-15:21(20755)
奥多摩第二駐車場到着。
トイレに入ると今までの張り詰めた気持ちが緩みます。
売店で缶入りお汁粉120円、肉まん130円を食べます。
15:50(20775)
軍畑通過
17:55(20822)
自宅近くのスタンドで給油。
9.61L @118 1134円 燃費は不明
18:03(20824)
無事自宅につきました。
全走行距離 447Km
小遣い帳
食費 1643円
宿泊費 9232円
高速代(有料道路含む)5460円
ガソリン代 2634円
その他(雑誌)590円
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合計 19559円
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最近は51-150位のところに出没しているようです。
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根性が有っても気温が3℃でキャンプしていたら大風邪をひいていたのではないでしょうか。
お互い路面凍結やら風邪等に注意して、ツーリングを楽しみましょう!
コメントありがとうございました。
せっかく妻の意見に従った文吉ですが、結果的に風邪引いてしまいました。とにかく咳が止まらず、職場ではヒンシュクオヤジになっております。
宿の乾燥が喉に悪かったんですね。熱はあまり無いのですが。
まあ、しかし、キャンプだったら、こんなもんじゃなかったかなとも思いますが。
今年も宜しくお願い申し上げます。
京都までの日帰りでも、奥様との楽しいタンデム。羨ましいですね。
そう言えば、内の妻はまだ初乗りしていませんね。
もともと出不精ですから、何も寒いときにバイクに乗らなくても・・・主義みたいです。
久しぶりの運転で握力が落ちたとのこと。ありますねえ。
そういうことって。
それにしても、それをすぐに握力バネを購入して克服しようという姿勢には感服いたします。
今年はキャンプも経験して飛躍の年になりそうですね。
楽しいツーレポ期待しております。
只今 九州は長崎に来ています あったかいですね
ウエア1枚脱ぎました 長崎は35年ぶりです 右も左も変わってしまい わかりませ~んですね しっかしいいお店見つけましたよ そのうち 某雑誌を通じてご報告出来るかと思います お楽しみに!! 明日は一応定番観光メニューで頑張ります
長崎ですか~!!
文吉の故郷ですね。前もって言ってくれれば良い店を紹介してたのに。
長崎で文吉が一番お勧めの店は「茶碗蒸しの吉宗」です。
銀座にも支店がありますが、なんと言っても老舗の茶碗蒸しは違います。
長崎っ子なら誰でも知ってますから、場所はすぐに分かります。
それから、見ておきたいポイントなら「福田のサンセットマリーナ」をお勧めします。
女神大橋を渡って福田方面へ行けば突き当たりなのですぐに分かります。ここから見る夕日はいいですよ。