120910奥秩父ツーリング

9月に入ったというのに、いっこうに涼しくなりません。
こんな時は家でじっとしていてもしようがないので、朝早くから走りに行ってきましょうか。


2012年09月10日（月）晴れ

先週の土曜日は出勤だったので、今日がその代休です。
早起きは文吉の得意技なので、休みといえども4時には起きてしまいました。

特にどこへ行きたいという希望はないのですが、秩父の奥の方へ行こうと漠然と考えています。



05:40(70245)
家のドアをあけたら、目の前に旭日が飛び込んできました。



旭日が昇るから起きるんじゃなくて、目覚めるときだから旅をする・・・

吉田拓郎の「今はまだ人生を語らず」の一節がポンと頭の中に浮かんできたので、とりあえあずパチリ。

日中はまだまだ暑い日が続いていますが、早朝はめっきり涼しくなってきました。
富士見川越無料道路を時速70キロで走ると、サマージャケットでは少し寒いくらいです。


07:12(70308)
道の駅「果樹公園あしがくぼ」到着。
本当はこのすぐ先にある道の駅「ちちぶ」まではノンストップで行くつもりでした。
でも、生理現象には勝てませんね。ずっと我慢していましたから。



トイレのあとに自販機で暖かい缶コーヒーを飲んだらすぐに出発します。

07:34(70315)
道の駅「ちちぶ」到着。
今回、ここを最初の休憩地と考えていたのはおいしい水がゲットできるからです。


この水をどうするのかって？
それは後のお楽しみ。ヒントは文吉のトップケースの中にはキャンプ用の調理道具一式がいつでもスタンバっているということですよ。

さて、旅の景気付けに朝風呂でも入ってみようかな。
どうせならまだ入ったことのないお風呂が良いな。

国道299号をひたすら走ります。

08:35(70304)
小鹿野町の道の駅「両神温泉薬師の湯」到着。



この辺は「奥秩父」と言われるだけありますね。
まわりは山に囲まれて、かなり田舎っぽいところです。
しかもこの小鹿野という町はバイクで町おこしを企てたことがあって、町民がとにかくバイクのお客に親切です。
この道の駅だって、バイク置き場がこんなに立派に作ってあります。



でも、くるのがちょっと早すぎました。まだ、お店もなにも開いていません。
お風呂にはいるまでにはあと2時間くらい待たないといけないみたいです。


隣に目をやると、薬師堂があります。


ここの地名の元になった、二人の神様がまつられています。
ここの絵馬はちょっと変わっていて、ひらがなの「め」の字を二つ並べて書いて奉納するみたいですね。
眼病に効くそうです。
たくさんの千羽鶴も奉納されています。ここで拝んで、直った方たちの御礼でしょうか。







さて、こんなところでいつまでも時間をつぶしているわけには行かないので、また走ってみます。

両神と聞いて文吉が思い出すのが、「キャンプ場」です。若い頃、二十代のころですよ。
友達とキャンプに来たことがあります。
暇つぶしに行ってみますか。
急峻なジグザグロードをシャドウ750は健気に登ってくれます。

09:10(70343)
こんなに奥地だったかなあ。
あのときは車で来たからそれほど感じなかったけど、奥秩父「両神キャンプ場」はとっても山の中です。



でも施設は昔の記憶の通りに残っていますね。
こういう自然を相手にする商売は、あんまり手を着けず、便利さを追求しないで残すというのもありですね。

写真を撮ったら、移動します。

10:08(70383)
道の駅「大滝温泉」到着。



次にどこへいこうかと考えていたら、ここまで来てしまいました。
この先は雁坂トンネルでその先は山梨県です。
このときに文吉閃いたものがあります。
「果樹公園」「秩父」「両神」「大滝」に共通したものがあるじゃないですか。
そうそう、「道の駅」ですね。

気づかないうちに文吉は道の駅めぐりをしていたのです。
あらためて地図を開いてみました。
ここからいける範囲にある道の駅を制覇するってのもありじゃないか。

そうと決まればすぐに行動に移すのが文吉流。

10:40(70399)
炎天下の中をずっと走っていると、喉は乾くは、お腹が空くわ。

セーブオン黒海土バイパス店を見つけたので、少し休憩。
海苔弁当とペットボトルのお茶を買います。お茶はその場で1/3ほど喉に流しこみました。

でも、弁当には手をつけません。お昼を食べるにはまだ早いし、どうせなら景色の良いところで食べたいですよね。
ここから先は国道299号をひたすら北西へ進みます。
やがて、国道462号（十国峠街道）にぶつかって右折。東へ進みます。

11:17(70421)
道の駅「万葉の里（まんばのさと）」到着。





中に入ると、地元の新鮮な野菜がかなりやすく売っています。
妻の好物の茄子と文吉の好きなミョウガを購入。みやげにします。


12:11(70451)
下久保ダム到着。




ここまでくる途中で、群馬県との県境を越えたり、埼玉にもどったりの連続でした。

神流湖は今年の暑い夏を反映して、水かさが本当に少なく、ところどころ、地肌が露出しているところもあります。

文吉が晴れ男のために、ダムの水が干上がってしまっているのだとしたら、なんて罪作りな男でしょう。
地球温暖化の原因が文吉だったなんて、ショックです。

ダムをバイクでわたると、対岸に城峰公園があります。
話の種に上まで登ってみます。
頂上に着くと見晴らしが、期待したほどではなかった。
でも、東屋風の休憩場所があったので、ここでお昼にします。
朝食も抜いて走り回っていたので、お腹がペコペコです。
あっという間に弁当は片づけられました。



ここで、例の秩父の水が登場です。
この水を沸かしてコーヒーを淹れようと思っているのです。
バイクからコンロとケトルを取り出していたら、文吉の視線が看板を見て停止してしまいました。
そこに書いてあったのは「火気厳禁」。

取り出したものはまた仕舞って、帰路につくことになりました。

アスファルトの上は炎天下。汗がメットの中から滴って落ちてくるのがわかります。

13:13(70451)
道の駅「上州おこし」到着。
ここでは何にもしないで記念写真だけ撮ってすぐ退散。



やがて左折して国道254号を走ります。

13:39(70487)
寄居をこえたところでベイシアを発見しました。すこしエアコンの効いた店で涼んでいくことにします。
ソフトクリームが美味しそうです。値段も150円とおやすいですね。
巨峰とバニラのミックスをパクついてやっと一息淹れることができました。

13:55
道の駅「はなぞの」到着。




今日の「道の駅ツアー」はこれでおしまいですね。
おまけに炎天下を走ることにも終止符を打ちます。

14:05
関越道「花園IC」から高速走行します。
今日は月曜日なので、ガラガラです。

時速120キロで走れば少しは涼しげです。

15:15(70537)
三芳ICで降ります。1000円


16:12(70552)
いつものスタンド到着。
13.04L @143 1864円
燃費　23.5km/L まあまあですね。

16:25(70553)
自宅到着。

全走行距離　308ｋｍ



**************************************************************************

【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。

人気blogランキングへ


***************************************************************************