ここのキャンプ場は非常に綺麗で開放感があって、周りには名湯もあるので気に入りました。だから、もう一泊・・・
なんて気持ちになりますよね。
2014年06月21日(土)晴れ
04:00
起床。
誰が何と言おうと「晴男の文吉」は朝、目覚めたときから予感がしました。
「今日は絶対に降らない」
文吉がそう思った以上、昨日の朝取り込んだ半乾きの洗濯物を干さなくてはいけません。
まずは腹ごしらえのカップ麺を食べてから、物干しをこしらえました。そして、新たに洗ったタオル類をプラスして干すのです。
簡単に言うと、テントとバイクをロープでつないで、ただ干すだけですけど。
文吉の長年の経験から、洗濯物は片面だけをいくらお日様に見せてもなかなか乾かないのです。
やっぱり、両面を風に吹かれるように干すのが一番ですね。
わずか1時間ほどでほぼ乾きました。
10:00(12383)
すでにこのキャンプ場にもう一泊して、観光旅行することに決めたので、必要最小限の荷物だけをバイクに積んで残りはテントの中に隠して出発します。
管理事務所によって、今日の連泊代750円を支払います。
身軽になったSHADOW750jrは軽快に走ってくれます。
国道108号を南東に下るとすぐに鳴子温泉郷があります。ここは東北でも名前の良く知れた名湯ですね。
入りたい気持ちを今は我慢してさらに進んで池月で左折し、国道457号の山道を北上します。
そのまま一関に入ると急に開けた都会的なビル群があります
11:47(12467)
イオンがあったので、無条件で入ります。
今回のツーリングの中で、この”イオン”と”すき家”が文吉の食生活をどれだけフォローしてくれたことやら。
その話は後々するとして、とりあえず、休憩を兼ねて買い物します。
実は、走っている最中に小物で足りない物がいくらかあったんです。たとえば蚊取り線香もこの時買いました。
その後、しばらく都会を走っていましたが、それもつかの間、やっぱりすぐに山の中に入ります。
そしてつきあたりの交差点を引き返すような感じで国道4号を西に少し行くと今日の目的地の一つに到着です。
12:40-13:15(12470)
やってきたのは「厳美渓」。
国の名勝天然記念物に指定され、栗駒山を原流とする磐井川の中流にあり、日本百景に数えられています。
有料の駐車場に入ろうとしたら、係りのおじさんが困り顔でみています。
どうやら、この駐車場ではバイクは想定外の乗り物のようです。
文吉が料金を聞くと「車と同じ300円」というのです。
「そりゃないでしょう。どこの駐車場でもバイクは車の半額以下ですよ。1台分のスペースに2台からつめたら3台は駐車できるんだから」
おじさんもバツが悪かったみたいで、「じゃあ、そこの角のところだったら百円でいいですよ」とのこと。言ってみるもんですね。
早速バイクを停めて、歩いて渓谷探検に行きました。とは言っても、わずか5分足らずですけどね。
わずかロープ一本だけで仕切ったこの渓谷は一歩間違えたら谷底に落っこちて助かりっこない場所です。
夏だというのに背中が涼しく感じるほどです。でも、やっぱりどうせ来るんだったら秋が一番ですね。
ここの紅葉は絶対に一見の価値があると思います。
ここでの珍しい光景がこれです。向こう岸とこちら側をロープで繋いで、竹製の籠が行き来しているんです。
この籠に400円を入れて、木づちで板を叩くとスルスルと籠が向こう岸まで引っ張られていきます。
そして、戻ってきたら中にお団子と紙コップに入ったお茶が乗っているのです。
さっそく文吉も賞味してみました。
こし餡、ごま餡、みたらしの3本の団子はどれも美味しゅうございました。
バイクに戻る途中で、馬車がゆっくり道を歩くように走っていたので、パチリしておきました。
厳美渓から県道を2,3キロ北上すると次の目的地に到着します。
13:40-15:05
世界遺産の一つである今泉の中尊寺です。
駐車場に入ると、さっきの厳美渓でのやりとりが嘘だったように「バイク50円」とちゃんと料金設定されています。
しかも、厳美渓の半額ですよ。さすがは世界遺産だけのことはあると感心する文吉でした。
立ち往生する弁慶と中で鎮座する源義経がなんだか文吉の抱いていたイメージと違うので、ちょっと興ざめです。
かつて芭蕉が読んだ「五月雨の 降り残してや 光堂」と言う句はこの建物の中に金色堂が納められていた時代ですね。
まわりは草だらけでも燦然と輝く姿を”光堂”という表現で言い表しているのだと思います。
そして現代はこのような立派な入れ物を作って、保存しています。
残念ながら、金色堂そのものとその中の重要文化財等は撮影禁止なので、お見せできませんが文吉は800円払って、見てきましたよ。
奥州藤原氏初代清衡公や二代基衡公、三代秀衡公、そして四代泰衡公の亡骸は金色の棺に納められ、今も安置されております。
これで、今日の観光目的は達成されました。
あとはキャンプ場にまた帰って、お風呂に入ろうっと。
往きと同じ道をまたひたすら走っていると、鳴子温泉の看板が大きく出ていました。
16:50(12550)
鳴子温泉「たきの湯」到着。
どうせなら、ここの共同浴場で一風呂浴びて帰ろうという気になりまりすよね。
やはり東北一の名湯だけあって、非常に混んでいます。
150円払って、中に入ると湯船が二つあります。
一つは”熱湯”と言っても過言ではないくらいの熱さでみんな我慢して必死の顔で入っています。
文吉もチャレンジしましたが2分ともたず、あえなくダウンです。
17:45(12566)
鬼首温泉吹上キャンプ場にふたたび戻ってきました。
ところで、この「鬼首温泉」ですが、何と読むか知っていますか?
実は「オニコウベ」と読むんですよ。
なんでもいわれは平安時代の武将「坂上田村麻呂」が鈴鹿からずっと鬼を追いかけてきてこの地で首をはねたところから来たらしいです。
詳しいことは良くわかりませんけど。
とにかく、テントに戻ってみて驚いたことはキャンプしている人が多いこと。
ざっとみつもっても50個以上のテントがあちこちに張られており、小さな子供たちがボールや玩具を片手に走り回っています。
こういう光景はいつみても良いもんです。この子たちが大きくなって、楽しかったキャンプをその子供たちに伝えてくれたら良いですね。
【本日の記録】
走行距離 183Km 通算 2,957Km
給油 00.00L 通算 105.83L
つづく・・・
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【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
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なんて気持ちになりますよね。
2014年06月21日(土)晴れ
04:00
起床。
誰が何と言おうと「晴男の文吉」は朝、目覚めたときから予感がしました。
「今日は絶対に降らない」
文吉がそう思った以上、昨日の朝取り込んだ半乾きの洗濯物を干さなくてはいけません。
まずは腹ごしらえのカップ麺を食べてから、物干しをこしらえました。そして、新たに洗ったタオル類をプラスして干すのです。
簡単に言うと、テントとバイクをロープでつないで、ただ干すだけですけど。
文吉の長年の経験から、洗濯物は片面だけをいくらお日様に見せてもなかなか乾かないのです。
やっぱり、両面を風に吹かれるように干すのが一番ですね。
わずか1時間ほどでほぼ乾きました。
10:00(12383)
すでにこのキャンプ場にもう一泊して、観光旅行することに決めたので、必要最小限の荷物だけをバイクに積んで残りはテントの中に隠して出発します。
管理事務所によって、今日の連泊代750円を支払います。
身軽になったSHADOW750jrは軽快に走ってくれます。
国道108号を南東に下るとすぐに鳴子温泉郷があります。ここは東北でも名前の良く知れた名湯ですね。
入りたい気持ちを今は我慢してさらに進んで池月で左折し、国道457号の山道を北上します。
そのまま一関に入ると急に開けた都会的なビル群があります
11:47(12467)
イオンがあったので、無条件で入ります。
今回のツーリングの中で、この”イオン”と”すき家”が文吉の食生活をどれだけフォローしてくれたことやら。
その話は後々するとして、とりあえず、休憩を兼ねて買い物します。
実は、走っている最中に小物で足りない物がいくらかあったんです。たとえば蚊取り線香もこの時買いました。
その後、しばらく都会を走っていましたが、それもつかの間、やっぱりすぐに山の中に入ります。
そしてつきあたりの交差点を引き返すような感じで国道4号を西に少し行くと今日の目的地の一つに到着です。
12:40-13:15(12470)
やってきたのは「厳美渓」。
国の名勝天然記念物に指定され、栗駒山を原流とする磐井川の中流にあり、日本百景に数えられています。
有料の駐車場に入ろうとしたら、係りのおじさんが困り顔でみています。
どうやら、この駐車場ではバイクは想定外の乗り物のようです。
文吉が料金を聞くと「車と同じ300円」というのです。
「そりゃないでしょう。どこの駐車場でもバイクは車の半額以下ですよ。1台分のスペースに2台からつめたら3台は駐車できるんだから」
おじさんもバツが悪かったみたいで、「じゃあ、そこの角のところだったら百円でいいですよ」とのこと。言ってみるもんですね。
早速バイクを停めて、歩いて渓谷探検に行きました。とは言っても、わずか5分足らずですけどね。
わずかロープ一本だけで仕切ったこの渓谷は一歩間違えたら谷底に落っこちて助かりっこない場所です。
夏だというのに背中が涼しく感じるほどです。でも、やっぱりどうせ来るんだったら秋が一番ですね。
ここの紅葉は絶対に一見の価値があると思います。
ここでの珍しい光景がこれです。向こう岸とこちら側をロープで繋いで、竹製の籠が行き来しているんです。
この籠に400円を入れて、木づちで板を叩くとスルスルと籠が向こう岸まで引っ張られていきます。
そして、戻ってきたら中にお団子と紙コップに入ったお茶が乗っているのです。
さっそく文吉も賞味してみました。
こし餡、ごま餡、みたらしの3本の団子はどれも美味しゅうございました。
バイクに戻る途中で、馬車がゆっくり道を歩くように走っていたので、パチリしておきました。
厳美渓から県道を2,3キロ北上すると次の目的地に到着します。
13:40-15:05
世界遺産の一つである今泉の中尊寺です。
駐車場に入ると、さっきの厳美渓でのやりとりが嘘だったように「バイク50円」とちゃんと料金設定されています。
しかも、厳美渓の半額ですよ。さすがは世界遺産だけのことはあると感心する文吉でした。
立ち往生する弁慶と中で鎮座する源義経がなんだか文吉の抱いていたイメージと違うので、ちょっと興ざめです。
かつて芭蕉が読んだ「五月雨の 降り残してや 光堂」と言う句はこの建物の中に金色堂が納められていた時代ですね。
まわりは草だらけでも燦然と輝く姿を”光堂”という表現で言い表しているのだと思います。
そして現代はこのような立派な入れ物を作って、保存しています。
残念ながら、金色堂そのものとその中の重要文化財等は撮影禁止なので、お見せできませんが文吉は800円払って、見てきましたよ。
奥州藤原氏初代清衡公や二代基衡公、三代秀衡公、そして四代泰衡公の亡骸は金色の棺に納められ、今も安置されております。
これで、今日の観光目的は達成されました。
あとはキャンプ場にまた帰って、お風呂に入ろうっと。
往きと同じ道をまたひたすら走っていると、鳴子温泉の看板が大きく出ていました。
16:50(12550)
鳴子温泉「たきの湯」到着。
どうせなら、ここの共同浴場で一風呂浴びて帰ろうという気になりまりすよね。
やはり東北一の名湯だけあって、非常に混んでいます。
150円払って、中に入ると湯船が二つあります。
一つは”熱湯”と言っても過言ではないくらいの熱さでみんな我慢して必死の顔で入っています。
文吉もチャレンジしましたが2分ともたず、あえなくダウンです。
17:45(12566)
鬼首温泉吹上キャンプ場にふたたび戻ってきました。
ところで、この「鬼首温泉」ですが、何と読むか知っていますか?
実は「オニコウベ」と読むんですよ。
なんでもいわれは平安時代の武将「坂上田村麻呂」が鈴鹿からずっと鬼を追いかけてきてこの地で首をはねたところから来たらしいです。
詳しいことは良くわかりませんけど。
とにかく、テントに戻ってみて驚いたことはキャンプしている人が多いこと。
ざっとみつもっても50個以上のテントがあちこちに張られており、小さな子供たちがボールや玩具を片手に走り回っています。
こういう光景はいつみても良いもんです。この子たちが大きくなって、楽しかったキャンプをその子供たちに伝えてくれたら良いですね。
【本日の記録】
走行距離 183Km 通算 2,957Km
給油 00.00L 通算 105.83L
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気温は少し寒い方が寝やすいですね、いい気温だったのではないでしょうか。髭も立派に!
コメントありがとうございます。
やっぱり連泊すると楽ですねえ。
荷物が軽いというだけで、行動範囲が広がります。
ついつい遠出してしまいます。
その分、疲れたのでしょうか?
星の事はまったく忘れて寝てしまいましたね。
晴れ男の文吉のことだから、たぶん星も見えていたかとは思うんですけど。
気温は文句無く一番いい時期に言ったと思います。
全然寒さは感じず、走っていても寝るときでも気持ちよく過ごせました。
コメントありがとうございます。
荒雄湖湖畔公園のことは次の日に厳美渓に行くときにわかりました。スペイシさんはこっちのことを言っていたんだなってね。
でも、吹上キャンプ場も気に入ってたし、テントを移動するのも面倒なのでこれでも良いやってことにしたんです。
川原毛大地獄の湯滝のことは知りませんでした。
そんなのがあったんですか。残念。
でも、あの辺はまた行く機会がありそうだから、その時にとっておきます。
貴重な情報、ありがとうございました。
大人のエチケットとして。
ま、それはともかくいいキャンプ地を新たに見つけることが出来てよかったね。
コメントありがとうございます。
どこが汚いのか具体的に説明してくれないかな。
ちゃんと洗濯したものしか干してないよ。
まさか、洗濯物にボカシをいれるのも変だろう。
もしかして、君まで「重箱の隅つつくの介」になったのか?
(分からない人は早起きしてNHK教育テレビの「0655」を見るべし。)