告示通り奥多摩へラーツーしにいってきたら、思わぬ珍客がいてビックリしました。
「文吉のバイクってます。」15周年記念の締めくくりとして、ついにレブル500が我が家にやって来ました。
このバイクは見た目はほぼ満足しているのですが、中身はどうなのか?
文吉だけでなく、世界中のバイク乗りにはとても気になるところだと思います。
文吉はYou tubeなどで色々調査してみました。
同じレブルでも250の方は「一番人気のバイク」としてかなりアップされていました。
ですが、500については情報不足です。
そりゃそうですよね。
大型自動二輪免許を持っているという人は少数派ですから。
ならば、文吉自らインプレッションしていくしかないですね。
2020年12月08日(火)晴れ
う~ん、やっぱりどうしても文吉が行動するときは晴れるんですね。
09:10(0008)
自宅を出発します。
昨日、ホンダドリーム〇〇店から自宅まで乗ってくる途中で給油していたので、ほぼ満タンです。
【01】妻撮影
エンジンはセル一発で気持ちよくかかりました。
文吉のはやる気持ちをなだめるように並列のツインエンジンは優しい音を轟かしてくれます。
シングルの250と違ってドコドコではなく、ドキュドキュというサウンドですが、それなりに迫力あります。
(写真ではお伝え出来ませんが)
浦和所沢線➝所沢➝入間➝青梅
特に混雑もないのでスムーズに走ることができました。
停止から2速までの低速はおとなしいバイクですね。
スッと発進してくれます。
時速60キロくらいの中速も、思ったよりトルクがあって、まったく不安がありません。
走行性能は何も言うことはないくらい、気持ちよく吹き上がってくれます。
極太のタイヤもまったく違和感ありません。
ただ、一つライポジ(ライティングポジション)で気になることがあります。
タンクが普通のバイクに比べてせり上がるように配置されて、スピードメーターがかなり高いところにあります。
しかも、ハンドルは文吉の体格からしたらかなり遠いところにあるので、腕を目いっぱいのばして操作します。
少し前かがみで乗るには目線の置き所が難しいですね。
そもそも、両ステップがまっすぐ足を降ろしたところ(ミッドシップ)にあります。
上半身だけかがめると長時間はきつくなりますねえ。
ステップを後ろ側にセッテイングするか、ハンドルをもっとアップにして身体に近づけるかした方が良いかな。
このバイクのジャンルは「クルーザータイプ」(以前はアメリカンと言われておりました)です。
文吉としてはハンドルの変更をしようと思います。
というか、すでに発注しており、入荷するのを待っている状態です。
11:23(0067)
JR古里駅前のセブンイレブン到着。
今日のツーリングのテーマは「ラーツー」です。
文吉は麺とトッピングは自宅で用意しているのですが、一番肝心なものを忘れてきました。
いかなる料理をするにしても最初に「水」が必要ですよね。
ここで休憩を兼ねて2Lの水のペットボトルを購入しました。
12:12(0087)
いつもの川に到着。
ここが奥多摩のどの辺かは一応ナイショです。
でも、吹きっさらしのこの場所はこの季節は寒いです。
身体の芯まで冷えてしまいました。
道の端が少し膨らんでいる場所にレブル500を停めて、パチリ。
【02】
おや、眼下にある川の奥の方に何かいますね。
肉眼では真っ黒な大型の獣のようです。
【03】
イノシシかな? いや、違うな。
エエッ、熊か?
200㎜の望遠で確認してみます。
【04】
カモシカですね。それも大人の雌のようです
向こうも文吉に気づいて逃げ出しました。
なんと直角に近い崖を一気に駆け上っていきました。
【05】
驚くべき身体能力ですね。
でも、こっちに向かってこなくて良かった・・・ホッ。
それでは気を取り直して調理に掛かりますか。
アウトドアの料理はまず、火をつけるところから始まります。
今回はアルコールストーブに西洋火打石で火をつけました。
【06】
それからメスティン(西洋飯盒)に先ほど購入した水を入れて沸かします。
【07】
お湯が沸いたところで持参の野菜やイカ、エビなどの冷凍海鮮の具材をぶち込みます。
最後に豚コマを入れて煮込みます。
【08】
次にいったん具材をとりだして、残った汁に少し水を足してひと煮立ちさせたら、麺を淹れます。
【09】
麺がほぐれたところで粉末スープと先ほどの具材を再度入れて搔き回したら出来上がり。
【10】
ほら、おいしそうなラーメンでしょ?
えっ、チャンポンじゃないのかって?
言い忘れていました。
文吉は長崎出身者として、チャンポンには強いこだわりをもっている「とある組織」のメンバーです。
これは東洋水産のチャンポンですが、文吉たちの組織はこれをチャンポンとは認めていません。
「長崎チャンポン風ラーメン」というのが組織の見解です。
まあ、要は美味しければ何も問題ないんですけどね。
味は「うん、実に旨い!」ってなります。
【11】
そりゃ、そうですよ。
身体は冷え切っているところにこんなあたたかい食べ物です。
ましてや、このロケーションですからなんだって美味しくなります。
13:49
おなかがふくれたので、次のミッションを実行しに行きます。
前回のラーツーのときはこのあと帰るだけだったので、コーヒーを淹れて飲んだりしました。
でも、今回はもう一つぜひやりたいことがあるんです。
何しろ、老い先短い老人の文吉には残された時間があとわずかです。
ちゅうちょしている暇はありません。
といいながらも、ちょっと途中の道端にレブル500を停めて記念のパチリ。
文吉が一番好きなこの撮影ポイントは毎度おなじみの場所ですね。
【12】
でも、ここはほんの数分だけなので、ミッションクリアではありません。
14:18(0100)
次のミッションの場所に到着。
ちょうど走行距離100kmの区切りの良い場所は「もえぎの湯」です。
冷え切った身体はラーメンだけでは回復しません。
やはり、温泉に入って暖まらないとね。
【13】
ああ、気持ちよかった。
JAFの割引が効いて850円のところ、750円で温泉を堪能することができました。
しかも、今回は思わぬサービスがついていたのです。
入り口でいただいていた福引券を持って外に出たら、目の前でやっていました。
ガラガラ、ポン
勢いよくオレンジの玉が飛び出てきたのです。
白玉じゃないからスカではないですよね。
係の人から「もえぎの湯のタオル」をいただきました。
売店で200円で売っているやつです。
またしても、文吉の大好きな言葉「無料」でいただきました。
850円の入場料が750円になり、さらに200円分のタオルをいただけた。
ああ、今年は案外良い年だったのかも。
庶民派の文吉は心の中まで暖かくなりましたとさ。
あとは帰るだけですが、ここでもう一つミッションを追加することにしました。
16:00(129)
圏央道「青梅」ICから高速走行に切り替えました。
本当は今日は下道だけの予定でしたが、やっぱり高速も走ってみたくなったのです。
とは言っても「慣らし運転」中のレブル500ですから、そんなにスピードはだしません。
アクセルを軽くひとひねりするだけで時速80キロはすぐにでます。
この速度を維持しながらノンストップで流していきます。
10キロも走っていたら、とつぜん悲劇の予感がしてきました。
お風呂に入ってリラックスしたせいもあって、眠気がしてきたのです。
これはいかん、居眠りなんかしたら大変だ。
いくら先の短い年寄りでもこんなことで死にたくありません。
16:20
本当はスルーするつもりでしたが、三芳SAで休憩します。
【14】
ここで文吉の大好きな無料のお茶をのんで、一服したら眠気も取れました。
いつの間にかあたりは暗くなってきましたね。
早くおうちに帰らなくては。
【15】
17:15(0175)
関越道「所沢」ICでおります。
ちなみに高速代は1150円でした。
あとは下道を通って10分で自宅へ到着です。
そのまえに、自宅近くのスタンドに寄って、満タンにしましたけどね。
バイバイ
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とはいえ、絵になるバイクだよな今回の相棒は。
そういえば、ネームミングは何にしたんだ?まだ発表してないよな。
ライポジについては、注文しているハンドルが来たらたぶん解決すると思うけど。
たぶんな。
名前はまだ決まってないんだよな。
候補として「ブラック ジャック」からジャックにしようかと思ったけど、止めました。
黒いのと暗いのは違うから。
なんか良いのないか?
言っとくけど、レブちゃんも却下だからな。
奥多摩って自然がいいところですねえ
野生のカモシカがいるのにはビックリ
私は福島でもみたことがないです
今回はラーツーでしたがチャンポンですよね
長崎風ラーメンっていうんですか
どこが違うのかな
新しいバイクはやっぱりカッコいいですね
長崎のチャンポンは唐灰汁麺と言う麺でないといけません。
まあ、かなりマニアックなことなので、あまり気にしないでいいです。
カモシカは福島にも埼玉にもいます。
ただ、臆病なのか人前にでることはあまりないですけどね。
文吉もこんなに近くで見たのは初めてでした。
チャンポンへのこだわり方が良く分かりました。
私たちは普通にチャンポンと言って食べていますが、文吉さんくらいの通になると麺によって本物かどうか判断できるんですね。
奥多摩でのカモシカとの遭遇は驚きです。
良く女性に「カモシカのような足」といってますが、本当はダメなんですよ。
日本のカモシカはウシ科の動物ですから、「牛のような足」と言っているようなものなんです。
文吉さん、しってましたか?
カモシカが牛の仲間だということは知っていました。
「カモシカのような足」という表現は日本ではカモシカのことを漢字で「羚羊」と書いていました。
一方、西洋ではインパラやトムソンガゼルなどを総称して「羚羊」と言っていたため誤訳が発生したんですよね。
ウイキペディアで調べました。