脱走事件

日曜の早朝の散歩。
定番の2.3kmルートで家まで残り300m。
いつもと違うパターンで、近くの神社前のグランドを通って帰る事にしました。
30mX30m位の小さなグランドで、小学生が野球の練習していたりします。

この朝は完全に無人。鉄はリードの範囲内でぐるぐる走り始めました。





ここで事件が起こりました。
人の左側を歩かせている場合、リードが右前足の後ろ側を通ってしまう事が結構あります。通常はリードは弛んでいるのですが、この日もリードが前足の後ろを通ってしまいました。



このリードを外すために、左手首に巻き付けているリードの端を右手に持ち替えようとしたちょうどその瞬間、強くリードを引っぱられました。リードが手から離れ、鉄が走り始めます。最初は私を中心に、円を描くように7-8mの距離をおいて何周もぐるぐる回っています。
反抗期になって以降、ボイスコマンドの反応が悪いので心配でしたが、「来い！」に反応して、一発で足元まで走ってきました。ところが、ここでリードを掴むのに失敗してしまいました。
すると、ものすごい勢いで自分だけで走り出し、神社のグランドを出て、畑の中を通っている農道へ。視線の通らない場所、距離へ走っていくのはこれが初めてでした。とりあえずここは家からは200mも無い場所だったので、携帯電話で家に電話して、挟み撃ちにするように来て貰います。私もゆっくりと近づいていくと、農道脇の草むらで遊んでいる所に接近するのに成功して、リードを掴む事ができました。冷や汗で背中べったり。色々な想像が頭の中を駆け巡っていました。

とりあえず、これからは散歩バッグにおやつを入れておく事に決め、同様な事故が起こった時の呼び戻し補助に使えるようにしました。早速ホームセンターで2種のおやつを仕入れてきました。





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