茨城の山紀行(日記版)ー四国遍路の旅特別版

四国八十八か所霊場をめぐる歩き遍路版を、「茨城の山紀行(特別版)」としてブログを立ち上げました。

高野山に「お礼参り」

2015年12月09日 | 日記
3月に、四国八十八か所札所、最後の札所の大窪寺(88番札所)を歩き終えていた私たちは、高野山へのお礼参りの日程がとれないでいたが、年内には!ということで、12月2日(火)~3日(水)にお礼参りをする事が出来た。

八十八番札所(大窪寺)と高野山・金剛峰寺の御朱印
北茨城市から大阪まで夜行バスで向かった私たちは、南海鉄道で高野山に向かい高野山の入り口の「大門」に向かった。
高野山駅からは、奥の院方面に直接向かう人が多いようで、大門方向へのバスに乗った人は少なかった。


高野山駅・ここからバスに乗る
高野山の正門である大門から、金堂や根本大塔を経て高野山真言宗の総本山である「金剛峰寺」に向かう。今回の目的の一つである四国八十八か所を参拝し終えたことを報告し、感謝する。

高野山の正門「大門」の前で

根本大塔

高野山真言宗の総本山「金剛峰寺」
金剛峰寺から奥の院までの間は、多くの寺とお店が並ぶ、高野山の「銀座通り」だ。そこで、懐かしい「遍路マーク」を見つける事が出来た。

懐かしい「遍路マーク」

奥の院口
奥の院口から約2kmの間は、老杉や檜の林の中に戦国の武将をはじめ20万基を超えるといわれる墓や供養塔が並ぶ神聖な場所となっている。
中には「姿見の井戸」があり、井戸を覗いて自分の姿が見えなければ、三年以内に死亡すると言われる井戸だ。幸いにも、覗いたら私の姿を見る事が出来た。それらを超えていくと、「大師いまだにおわします」といわれる、弘法大師、入定留身の地「御廟」につく。厳かな雰囲気の中だ。


「姿見の井戸」

戦国武将の墓(明智光秀の墓)
高野山に来たからには、宿坊での宿泊をということで、奥の院口の近くの「清浄心院」というお寺の宿坊に宿泊。
当然ながら食事は精進料理だ。朝の勤行にも参加し、改めて新鮮な気持ちで、八十八か所巡礼の締めくくりとなった。






宿泊した「清い浄心院」と精進料理

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