千葉でタクシー運転手がスマホの動画を見ながら運転

１０系コンフォートor＃＃Ｓ１＃クラウンコンフォートです。
ホーンボタンの真ん中がトヨタマークなのでクラウンセダンでは無いです（クラウンセダンだったら王冠マーク）




《本文》
コンフォートorクラウンコンフォートの運転席から聞こえてきたのは、「ラーメンをすする音」。運転手は、走行中にスピードメーター前にスマホを置いて、動画を見ていた。

千葉県君津市で12月11日正午過ぎ、タクシーの男性客が車内で撮影した映像。普通にお客さんを乗せた通常の運転風景のように見える。しかし、乗車した男性は、運転手の驚きの行動をこう証言する。

動画の撮影者：
動画はちゃんと見られなかったんですけど、音的にはラーメンとかうどんをすするような音が聞こえたので…。

男性が目にしたのは、運転手による「ラーメン動画見ながら運転」。昼時ともあって、食べに行く店を探していたのか。

運転手は、スピードメーターの前にスマホを横向きに置き、電源ケーブルを麺のように伸ばして、15分間ほど動画を見ながら走行したという。

動画の撮影者：
（動画からは）ラーメンをすするような「ずるずる」というような音。目線が下に向いている時がちらほらあって…。

乗車した男性は、実際にひやりとする場面があったと話す。

動画の撮影者：
（一般道なのに）90キロ近くスピードを出している時もありました。前にトラックが走っていて、かなり距離も詰めたりするシーンがあった。ちょっと、追突すると怖いなと…。

男性がタクシーを降りる際に、動画の視聴について注意をするも「そうですね」と言っただけで、反省の態度は見られなかったという。

「安全運転義務違反にあたる」 撮影者はあきれ
運転手はなぜ、ラーメン動画を見る気になったのか？イット！の取材班は、タクシーが走行した現場に向かった。

取材班リポート：
こちらタクシーが走っていた道なのですが、駅前ということもあり、交通量はかなり多いですね。飲食店も並んでいて、あちらにはラーメン屋さんもあります。
運転中にスマホで動画を見ることについて、交通トラブルに詳しい三平聡史弁護士はこう指摘する。

みずほ中央法律事務所 三平聡史弁護士：
道路交通法の中の「安全運転義務違反」にあたると思います。罰金の上限が3カ月以下の懲役、または5万円以下の罰金ということになっています。

自覚に欠けた運転手による問題行動に、乗車した男性は…。

動画の撮影者：
もうあきれですね。怒りを通り越して「こんなことしているのか」と、そういうふうに思いました。

今回の事態をタクシー会社はどう受け止めるのか。取材したところ、「動画を見て運転していたのは事実。現在、対応を協議中」との回答が寄せられた。

ＦＮＮニュース