神奈川のマンション駐車場の５０台以上の車のフロントガラスにカセットボンベを置く嫌がらせ

３０系アルファードです。
ボンベを載せた状態で写ってたのは此の１台丈です。


《本文》
28日朝、神奈川県横浜市のマンションの駐車場で、50台以上の車にくぎが刺さるなどしたカセットボンベが置かれているのが見つかりました。誰がどのように置いたのでしょうか。住人によると、駐車場は普段、シャッターが閉まっていて、外部から立ち入ることができないといいます。

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28日朝、マンションのバルコニーから撮影された動画には、駐車場に集まる消防隊員らの姿が捉えられていました。階段を下りると、捜査員とみられる人が地面にかがみ込み何かを調べているような様子も映っていました。

午前6時前、神奈川・横浜市にあるマンションの住人から「(車の)フロントの上にくぎが刺さったカセットボンベが置いてある」との通報があったといいます。

近所の住民
「朝にサイレンが鳴って、ちょっとビックリしました」

マンションの住人
「消防車5～6台と、パトカーも同じくらいとまってました」

朝、そのマンションの駐車場で住人が撮影した写真には、フロントガラスとボンネットの間にカセットボンベが置いてある様子が捉えられていました。キャップの先には、くぎのようなものが刺さっているようにも見えます。

警察によると、カセットボンベは1台の車だけにではなく、駐車場にとめてあった50台以上の車に1本ずつ置かれていて、そのほとんどにくぎが刺さっていたということです。

マンションの住人
「ボンネットに置かれた車もありました」
「とまっている車にはほとんど乗っかっている感じで。気持ち悪いなと思って」

さらに、通報の2時間ほど前には、“爆発音”が響いたといいます。

マンションの住人
「午前4時ほどですかね、お父さんは爆発する『ドン』みたいな音で目覚めて、すぐ見に行って」
「そしたら、駐車場で（何か）おきてるってなって」
「僕が見た時は、(警察ら)4～5人くらいで写真を撮ったりして、いろいろ話し合っていた」

駐車場からは、カセットボンベを包んでいたとみられる袋の燃えかすが見つかったということです。警察が駆けつけた時には、爆発の危険性がないことが確認され、すべてのボンベが回収されました。

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50本以上のカセットボンベを、誰がどのように置いたのでしょうか。駐車場は普段、シャッターが閉まっていて、外部から立ち入ることができないようになっているということです。

マンションの住人
「基本(駐車場は)閉めっぱなしで、住民がリモコンで入る時にシャッターを開ける。鍵がないと入れない」
「管理人もいるし、セキュリティーは大丈夫だと」

住人によると、どの入り口も開けるには鍵が必要だといいます。

マンションの住人
「マンションに住んでいる人ではないと思いたい」

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不気味なこの行為の目的は一体、何なのでしょうか。犯罪心理に詳しい専門家に聞きました。

奈良女子大学　岡本英生教授
「非常に奇妙というか、奇異に感じました。マンション自体に恨みがあるとか、住民に恨みがあるとかであれば、タイヤにくぎで穴をあけるとか、車に汚物をつけるとか別の方法がいっぱいあると思う」
「恨みとか怨恨（えんこん）の可能性は低いかなと思っています」
「1人でやった可能性もあるが、複数人で遊びの延長みたいにやった可能性もあるかなと」

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警察は、威力業務妨害の可能性も視野に捜査しています。

ＮＮＮニュース