『ファンキーハットの快男児』（1961年 ニュー東映）

何だろう、此のマイクロバス。自費出版の『日本のバス』の、黎明期のジュニアキャブオールマイクロバスに似てるけど一寸違う。




車が園庭から出て来る様子です。因に此の見るからに怪しい女は誘拐犯の八代万智子。園児の日下部雅人を誘拐しようとしてます。


出て来たのは何と初代クリッパー（＃ＱＴＩ系）‼️此の車にこんな架装してるの見たのは初めてです‼️もう此の車に釘付けです‼️‼️
他の車とかは如何でも良くなりました‼️



1956年型プリムス・サボイでクリッパーを追い掛けて追い越す八代。








八代のサボイの横を通る日下部。此の後誘拐されます。

言う迄も無く、初代クリッパーはこんな車。

クリッパーの『プリンスマイクロバス』は有りますが、ルートバンと同じボデーの、小型車枠に収まるこんな車です。
上掲の映画のボデーとは違います。上掲のクリッパーのマイクロバスはボデーに対してトレッドがナローなので、明らかにボデーは幅1.7mを超えて居ます。


そして、普通の幅1.9m級のマイクロバスはプリンスライトコーチです。
勿論、顔はクリッパーでは有りません。ボデーも上掲のクリッパーのマイクロバスとは違います。


矢張り、通常に市販されてるマイクロバスとは一線を画した一品料理的な車だと思います。

其の他の車です。
千葉真一の1955年型フォードフェアレーンスカイライナー。
相棒は岡本四郎。






フェアレーンを盗もうとする波島進を阻止する千葉。
波島は此の前のシーンで神田隆率いるヤクザ共にボコられて生コンプラントに放り込まれそうになりました。



潮健児のＢＬＳＩ系スカイライン。



千葉のフェアレーンと潮のスカイラインの煽り合い。






止まったスカイラインに釜を掘るフェアレーン。

ヤクザの車。前が1955年型シボレー・ベルエア。後が1954年型シボレー・ベルエア・ステーションワゴン。