紫の落書き帳

唯、思った事を書き殴ってる丈の馬鹿馬鹿しいブログです。読者受けやアクセス数は全く意識してません。

兵庫の神姫バスが廃車のバスを改造して『サウナバス』に

2021-10-07 22:19:01 | 乗り物
西工B型96MCです。
社番4870。『4』で始まるので三菱です。
マニアの頁に拠ると、エアロスターMP37JKだそうで、元明石市営バスだそうです。数奇な運命の個体ですね。









《本文》
路線バスをサウナに改造して、移動可能な「サウナバス」として走らせるサービスを、姫路市に本社があるバス会社の社員が始めることになりました。
コロナ禍で利用客が減る中、人を運ぶこと以外にもバスを活用し、会社の収益の改善を図りたい考えです。

路線バスを改造して「サウナバス」として走らせるサービスを始めるのは、姫路市に本社がある「神姫バス」の社員が立ち上げたベンチャー企業です。
新型コロナの影響でバスの利用客が減る中、人を運ぶこと以外にもバスを活用して、少しでも収益の改善につながればと提案し、みずから別会社を立ち上げたということで、廃車予定だった路線バス1台を「サウナバス」に改造する作業を進めています。
座席はすべて取り外され、今後、フィンランド製のまきストーブなどを内部に設置した上で、後方部分に木製のいすを並べてサウナスペースとし、前方部分には休憩スペースを設けるということです。
路線バスの雰囲気をできるだけ残そうと、つり革のほか、降車ボタンはそのまま残し、サウナに入った客が熱した石に香りがついた水をかけて蒸気を全身で浴びる「ロウリュ」を求める際に、鳴らす仕組みにしたいと考えているということです。
来年2月ごろから運用を開始し、野外イベントなどに派遣する計画だということです。
「サウナバス」のアイデアを考えた松原安理佐さん(28)は「会社で使える資産を活用したいと思い、最近のサウナブームや海外の事例を参考に提案しました。身近に利用できるものとして活躍できたらと思います」と話していました。

【売り上げ減少で様々な取り組み】
新型コロナの影響で「神姫バス」の昨年度の売り上げは、前の年度と比べて37億円余り、率にしておよそ18%減り、ことしも厳しい状況が続いています。
こうした中、売り上げを確保しようとバスの空きスペースを活用して荷物を運ぶ「貨客混載」の事業に取り組んでいます。
ことし1月からは、三田市の路線で、地元の野菜や果物を運ぶ事業を始めました。
さらに、5月からは西脇市の喫茶店の人気のフルーツサンドを、7月からは小野市の食パン専門店のパンを、それぞれ神戸市の中心部・三宮に運び、販売しています。
「神姫バス」の小森亮介秘書広報課長は「コロナ禍でオンラインが進み、路線バスを使っていただいたお客さまの利用が大きく減り、昨年度は赤字に転落しました。サウナバスのように新しい取り組みをやっていかないと先細りしていくので、収入にプラスになることはどんな小さなことでもやっていきたいです」と話しています。

【新規事業は若手社員の提案】
サウナバス事業を行う会社「リバース」を立ち上げた松原安理佐さん(28)は、大学を卒業した後、平成27年に「神姫バス」に入社しました。
コロナ禍で会社が苦境に立たされる中、資産であるバスを活用した新規事業として「サウナバス」を提案しました。
コロナ禍によりテレワークが進んでリモート授業が定着し、新型コロナが終息しても需要が十分に回復するとは限らず、少子高齢化で人口減少が続くことから、人を運ぶ以外にもバスを活用することができないか考えたということです。
「リバース」という社名は「バス」を「再生させる」という意味を込めて名付けました。
松原さんは、▽託児スペースを設けてイベント会場で活用する「託児バス」や▽海水浴場やキャンプ場、それに被災地でも使うことができる「シャワーバス」を走らせることができないか、構想しているということです。

NHKニュース


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