香川で親子の乗った普通乗用車が池に転落

香川県さぬき市の県道沿いにあるため池。池の中には、見慣れない大きな影が。酸素ボンベを背負った警察官がため池に潜り、中をのぞき込みます。

そのおよそ１時間後。重機で慎重に引き上げられたのは、Ｍ３５系ステージアです。いったい何があったのでしょうか。

現場はゆるやかなカーブになっていて、ステージアはガードレールのないところから池に落ちたということです。

９日午後１０時半ごろ、ため池を通りかかった人から「車が沈んでいる」と警察に通報がありました。

ステージアに乗っていたのは８８歳の父親と５６歳の息子。ステージアを運転していた５６歳の息子は、自力で脱出し命に別条はないということです。

しかし、８８歳の父親は警察などに救助され病院に運ばれましたが、およそ２時間後に死亡しました。警察は転落した原因を調べています。

ＮＮＮニュース

※《続報》
此れは倅が仕組んだ保険金殺人でした。リアルタイムで怪しいと思ってましたが矢張りそうでした。

※《本文》
   香川県さぬき市のため池にＭ３５系ステージアを転落させ、乗っていた父親を保険金目的で殺害した56歳の男が逮捕されました。

　真鍋和彦は8月、さぬき市のため池に自分が運転するステージアを転落させ、後部座席に乗っていた父親の一美さん（当時88）を殺害しました。

　転落した状況に不審な点があったため、警察が捜査していたところ、真鍋にはギャンブルで多額の借金があり、事故の前に保険金の額を検索していたことが分かりました。

　警察によりますと、真鍋が加入していた自動車保険は同乗者が死亡した場合などに最大でおよそ3000万円の保険金が支払われることになっていたということです。

　警察の取り調べに対して殺人犯の和彦は「あえて転落させたわけではない」抔と犯行を否認しています。

※ＡＮＮニュース

※2021年10月27日午前9時00分追記