紫の落書き帳

唯、思った事を書き殴ってる丈の馬鹿馬鹿しいブログです。読者受けやアクセス数は全く意識してません。

愛猫の為に愛車を手放す

2021-09-22 14:54:54 | 乗り物
70系セリカスープラです。





《本文》
病気の猫を助けたいという思いが「セリカスープラ」という車を通じて奇跡的な結びつきに発展する物語。
Twiterなどで話題になったこの“奇跡”についてめざまし8では、当事者に取材しました。
元気に食事する猫、「しるくちゃん」。
普通の猫と変わりないように見えますが、「猫伝染性腹膜炎」という、発症した場合は完治が難しい病気と診断されていました。飼い主のleizさんはしるくちゃんの命を救いたいと必死でした。
飼い主leizさん:
治療費が元々100万円くらいの予定でしたが、通常の3倍くらいはかかるかもしれないと…
高額な医療費を前に、飼い主leizさんはある決断をします。
それは、長年の愛車である「セリカスープラ」をヤフオク出品。その売却したお金で愛する猫を救おうと考えたのです。

この決断が様々な人を動かし、思いがけないストーリーが生まれました。
治療費のため車を出品…思わぬ人が現れて

「なんでうちの猫だけこんな目に合わなければいけないんだ」
「神様お願いという気持ちで、自分の物は全部出すからとりあえず猫は助けてという気持ちで…」
若い頃に友人から購入した、トヨタの高級スポーツカー「セリカスープラ」。leizさんは、ヤフーオークションに治療費とほぼ同額の270万円で出品しました。
すると、この出品がTwitterで拡散。
飼い主と同じ大阪在住で、建設業を営むmasakobaさんが「購入したい」と手を挙げました。
leizさんは「修理が必要な箇所が多いから」と値下げを申し出たといいます。しかし、masakobaさんは申し出を丁重に断り、270万円を一括で入金。
車の購入者のmasakobaさん:
遅れたらこの子は死んでしまうのではないかと思って、迷わなかったですね。

さらにleizさんのことをTwitterやネットニュースで知った250人以上の人から約50万円もの寄付が集まります。中には少ないお小遣いの中でも寄付をしてくれた小学生もいたといいます。
多くの支援により集った治療費で治療を開始。「しるくちゃん」は痛みとかゆみに耐えながら、治療を続けました。すると…

leizさんが21日撮影した映像には、ソファに飛び乗ったり、ご飯をもりもり食べるしるくちゃんの姿が映し出されていました。
少しずつ、元気を取り戻しているといいます。多くの人の善意が救った、猫の命。
しかし、このストーリーは、これで終わりではありませんでした。

“落ち込む飼い主へ”落札者が考えたこと

車の購入者のmasakobaさん:
この車と離れてさみしくないんですかという話を聞いたんですよ。そしたら買い戻してもいいですか?みたいなことを言ったので、じゃあ僕はきれいにして預かっておきますって言ったんですよね
「しるくちゃん」が元気になったらセリカを買い戻そうとしていたというleizさん。
それを聞いたmasakobaさん、20日、飼い主のleizさんにあるものを贈りました。それがピカピカに修復された、あのセリカスープラでした。
車の購入者のmasakobaさん:
車をはじめ見たときから返すっていうのはもう考えてたんですよ
実はサプライズはこれ以外にも…masakobaさんはleizさんを励ますためにパズルをプレゼント。

これまでleizさんが飼っていたペットたちも病気などで死んでしまったことを知り、そのペットたちの写真でパズルを制作しました。
さらに、パズル作成を依頼された会社からもサプライズが…leizさんとペットたちの話を知り、オークションで落札された「セリカスープラ」のパズルを作り、飼い主と猫のしるくちゃんにエールを送ったということです。

一匹の病気に苦しむ猫を救い、飼い主を励ましたいという気持ちから広がった支援の輪。損得勘定抜きの周囲の人たちの行動に称賛の声があがっています。

FNNニュース


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