埼玉でクソ野郎がアメ車のＳＵＶに傷を付ける

被害者の車はキャデラック・エスカレード（３代目）です。

（犯行の様子）



（被害に遭ったエスカレード）




《本文》
人通りのない夜の住宅街。
防犯カメラは、駐車場の車を狙った、まさかの行動の一部始終を記録していた。
9月20日の午後11時過ぎ、埼玉県所沢市の住宅街に自転車の人物が現れた。
黒の帽子に、迷彩柄のジャンパー姿。
この人物は、降りた自転車を押しながら少し歩くと、駐車場の前で止まった。
すると、ズボンのポケットから何かを取り出し、周囲を気にしながら車へと近づく。
その直後、車のボンネットに大きく腕を伸ばし、激しく前後に動かしている。
その後、自転車に戻ると、何事もなかったかのように走り去っていった。
時間にして、わずか10秒ほどの犯行。
被害男性が異変に気づいたのは、翌日のことだった。
被害に遭った男性「1メートルぐらいの傷が3カ所。横の右側のところに、2カ所傷がついていた。黒のボディーが白くなるぐらい、結構削れているような感じだったので、はっきりわかります」
黒い車体につけられた複数のひっかき傷。
男性は、車に乗ろうとした際に傷に気がつき、がくぜんとしたという。
別の防犯カメラ映像でも、不審な人物が自転車を押しながら車に近づき、車の右側面をひっかくような動きが確認できる。
被害に遭った男性「故意につけた傷なので、だいぶ深く削れてます。だいぶ力を込めてやったのではないかなと思います。昔から憧れていた車ではあったので」
傷つけられたのは、6年前に購入した憧れの車。
修理には、50万円ほどかかるという。
被害に遭った男性「まったく面識のない方だったんで、なんでこんなことするんだろうと。近くに住んでいる方なのかなというのは思っております」
男性は、被害届を提出。
警察は、器物損壊の疑いで調べている。

ＦＮＮニュース