本日の『おはよう日本』20220702

ＫＥ１０カローラです。しっかり型式プレートも映ってるので間違い有りません。
愛知県の豊田市が新しく造る博物館に展示されるそうです。


















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現車のＫＥ１０トヨタ・カローラは昭和40年代前半に製造された初代のモデル。カローラは現行の12代目迄に世界の累計販売で5000万台を達成。世界で最も売れた車として知られます。

千葉県に住む浅田正吾さんは通勤や買い物・旅行など53年間に渡ってこの車に乗り続け、実に地球を14周分走った計算になります。

この車は愛知県豊田市の博物館に展示されることになりました。博物館は先端的な技術を生み出した市の歴史・文化をテーマに再来年にオープンする予定です。豊田市は市民が誇れる博物館にするために浅田さんの車は欠くことができない貴重な資料だと考えています。

浅田さんが車を購入したのは昭和1969年、独身だった24歳の時でした。高度経済成長とともにマイカーが一般家庭に普及し始めた時代に浅田さんは当時の年収の2年分をつぎ込み、初めて車を手に入れました。その後、妻の美津子さんとお見合いにでかけたときやデート・新婚旅行もこの車で行きました。
娘が生まれてからもドライブや海水浴、家族との思い出の多くの場面にこの車がありました。
長きに渡って維持できたのは機械いじりが好きだったことも要因の一つで、販売会社に部品がないと言われてからは他メーカーで代用したり、古い日本車が走っている東南アジアから取り寄せたりしてメンテナンスを続けてきました。

俳優の伊藤かずえさんも32年間ＦＰ＃Ｙ３１日産セドリックシーマorグロリアシーマに乗り続けていて、相棒であると同時に家族の一員と話します。
浅田さんの車は今月末、豊田市側に引き取られる予定で博物館では車とともに家族の歴史なども紹介する予定です。