時間の流れは自分がつくるもの

今日は相談があって後援会長の家に行ってきました
多摩の地主さんですが
今は二人目のお孫さんが生まれ入院中の娘さんに代わって
一人目のお孫さんをご夫婦で見ていて
その奮闘振りが大変そうなのですが
幸せてどういう形かなときかれたら
この方たちと答えるくらい素敵な空気が流れていました

街道沿いにあるのに不思議とその家は空気が違って
車の音も聞こえない
なんだか箱根の山奥の品のよい旅館に来たような気になるのです

玄関はとても広くてそこに今日はひな祭りということで
二人分の娘さんの雛人形が飾られていました
会長のご実家が人形の卸でしたそうです

家の佇まいのどこを見ても無駄なものはいっさいなく
ちょこんと置いてある小物にも愛嬌があって
「これはなに？」と聞きたくなります

なんでかなと思ったら
すべてのものに愛着があって
ひとつとして粗末にしているものがないのです
家も庭も、使うものも、飾るものもすべて

愛情がこもっていると「気」が宿るというか
沖縄の「御嶽」にも感じたのと同じものを感じました

ゆっくり時間をかけて好きなものだけをいとおしく思うって
素敵だなって
お茶を待つ時間に感じることが出来ました

縁は不思議なもので
こんな素敵な人たちに出会えたことってすごいなって感じます

それは私がクーペさんの店に来たから出会えたわけで

偶然出会った方が今は自分の才能を応援してくれているわけで

なんだかものすごくありがたくって
お人形に手を合わせました

忙しすぎると全てのことが雑になってしまって
振り返ると何も手についてなかったことに気づいたりします

今日はその帰り道
「私は何がしたくてこの道に入ったのだっけ」ともう一度
考えることができ
後押ししてくださる人のありがたさに実感したのでした