コーラス隊を指導するようになって５年になるのですが
なぜかみなとても熱心でよく続いていることに驚きます
コーラスって全体でひとつになって歌うのですが
うちの団はあまりお互いを関与せずという感じで来ていて
サバサバしていていいのですが心がひとつになりたいのだけど
どうしたらいいのかと実は悩んでいたのでした
今年はそこを克服して
みんなで課題に向けてひとつになろうと努力した姿がとてもあたたかく
いいコンサートになったと思います
また台風も去ってくれて
大磯駅の坂の上にあるその名も「海の見えるホール」という場所が
演奏を引き立ててくれました
そこは聖ステパノ学園という教会と孤児院が一緒になった学校です
そこの生徒さんにはお会いしていないのですが
随所にここの場所を大切にしているというなんともいえない「気」が宿っていました
控え室に使用させていただいた図書室の前にかかった素敵な絵
その場の空気に宿る「気」ってほんとあるんだな
沖縄の「御嶽」もそうなんだけど
人がいないのに大事にしているその思いがその場所にある様々なものに反映されて
とても落ち着いた居心地のよい空間になるんだろうと思います
森で鳴いている鳥の鳴き声にあわせて
私のライブコーナーでも
とてもここちよく歌うことができました
終わって代表は苦労を乗り越えて泣いてみんなで大笑いして
少しずつ距離が近づいていい仲間になってきたなと思った一日でした
来年の国際フォーラムに向けて次は頑張りたいと思います
