２０年ぶりに

手作業引っ越しは
実は１０年前のこと
一本へだてた気の悪いビルの5階にあった元の店から
夜逃げのように台車で夜中の３時ごろ何往復も運んだことを
覚えています

そのとき「なんだこの光景は」と思ったことって
今になると笑える思い出として
心に残るものなんですね

そして今回の引っ越しは
１０年の荷物がたまりすぎていいるものの
業者に頼む余裕はなく
毎日車で何往復かしていたのですが
さすがに載らない大荷物が残ってしまい

いつも応援していただいてる
稲城の里山には軽４トラックがあるのではないか！思い出し
でもこうようさんが旅行でいないので
同じメンバーの衛藤さんに無理を承知でお願いしてみたら
自分たちの借りたい時間と一致してOKとのこと！

なんと闘病中の衛藤さんじきじに車を届けてくださると
新しい場所に笑顔で登場してくれましたら
みたことがあるような車　でもいつもと違う

「あれ・・・えとうさん
　これ・・マニュアル？
　私教習所いらい運転したことない！！」

（今日は手伝ってくれる男性衆がたくさんいるのに
　誰も運転できない！ということは私しかいない！）

あれ・・・
まだ自分は２０代のつもりでしたが
ジェットコースターのように時間は転がり落ちて
教習所に通ったうら若きときは２０年まえ？？？

でも
わたくしたくましくなっていました
運転しますよ！するしかないですもん

冷蔵庫や大きい机運びに店と店を何往復もしながら
そのたびエンストしたり
かっくんかっくん
バックはいれない
前進のみ
あ～違う汗かきました～

何時間か運転してだいぶ慣れてきたころ終了

では最後里山に車返しにいかなくちゃ

とこの里山が最後の難関
教習所だったら
超狭いS字カーブありの、泥道でこぼこ道の
急な登り坂

そしてバックでいれなくちゃなりません

ということでクーペさんがもう一代で付き添ってくれてるのですが

後ろでかっくんかっくん
エンストして最後の場所までたどりつけない私を見ながら
泣いて笑っている
しかし、片手なのでマニュアルは無理

そこへ畑を見ると人影が！

車を貸してくれた里山の代表が作業しているではありませんか！

天使に見えました

私は泥で脱輪した車からバタンと降りて
代表のもとへとダッシュ！
「かわしまさ～ん！車が最後の最後で元に戻せません～！！」

かわしまさんは
「いいよ～おれがとめといてやるよ～
　あっそうだ、野菜もってくか？」

「もってきます～！！！」

車を借りたにもかかわらず
無農薬のキャベツに大根にブロッコリーと
いただいてしまい
すっかりお世話になってしまいました

本当に助かりました～

いや～
マニュアル
大変でした～
変に筋肉痛です