旧約聖書に出てくるヤーウェはどうも馴染めないという人が多いと思う。その遠因はヤーウェの外来性にもある。また新約聖書の生け贄理論、すなわち神が人類の代わりに自らを生け贄にして人類の罪を贖罪したとされる理論のまやかしについても本文中で詳説されている。
この本は多分欧米のクリスチャンに向けて書かれている。だからクリスチャンの少ない日本人にとっては、馴染みがない事柄だから、日本でベストセラーになる可能性は低い。しかし、スピリチュアル系、陰謀論系が好きな読者なら、十分に関心を持って読み進められるのではなかろうか。
自分は両親がカトリックで自身も幼児洗礼を受けているので、キリスト教的な文化には一般人よりは馴染んでいたため興味を持って読み進められている。
実は訳者のNOGI氏はCOBRAという地球解放運動家と関係があるらしい。
自分はCOBRAの記事とかも良く読むのでその点でも親和性が高かった。
多分ユダヤ・キリスト教的な宗教は地球を支配する勢力、それを悪と言っていいのかは議論があるだろうが、の道具であり、大地母神的なガイア・ソフィアの復権無くして、黄金時代の到来は無いのではなかろうか。自分は人類の黄金時代の到来を待ち望む一人である。