理三αコースは上位者は東大の理三を目指すコースで浪人生では全国最優秀な面々が集まっていた。
数学を教えてくれていたのが若き日の秋山仁先生だった。先生はその当時既にグラフ理論では世界的権威で、中国の大学に出張とかをされていた。先生の授業は手作りプリントを毎回何枚も配ってくれる為有意義だったのを覚えている。
その秋山仁先生が駿台文庫から出版していたシリーズの復刻版が、森北出版刊、発見的教授法による数学シリーズである。
パラマハンサヨガナンダの本と同じ出版社である。数学専門の出版社が出すのだからヨガナンダ氏の本の価値が分かろうという気がする。
話が逸れたが、この発見的教授法による数学シリーズは決して簡単な本ではない。パラパラ見てみたが、今の自分のレベルをかなり超えている気がした。
またしても過去の栄光にこだわる自分が出て来たなと苦笑い。
まあパラパラ読んで数学の香りを楽しむのもいいかなと思って図書館で借りてきた。
同時に借りてきた、ヨガナンダ著、人間の永遠の探求を読むつもり。
あるヨギの自叙伝は通読した。予想通りの名著だった。
数学とスピリチュアル、自分は無関係ではないと思うがいかに？
