日常生活に役立つ学参の最たるものとして挙げたいのが数研出版のフォトサイエンスシリーズ。特に地学図録である。自分のこれまでの知識で、この地学図録に載っている情報の全てを無批判に受け入れる訳ではない。自分はビッグバン理論は間違っていると思うので、ビッグバンに関する記述は頷けないが、それでも気象や地震、宇宙の基本的な情報は重宝する。
最近、シリカシンターパウダーを使用してケイ素水を飲んでいるので、ケイ素やしいては岩石についての知識に飢えていた。先程、地学図録を読んでみたら、岩石や宝石の情報がしっかり載っていた。自分のこれまでの知識ではダイアモンド以外の宝石の大部分は水晶(石英)のサブタイプで、含有する金属元素の違いで色が違うと思っていたのだが、確かにアメジストなどは水晶の亜型なのだが、ルビーやサファイアは酸化アルミニウムであるという事は知らなかった。やっぱり無知はいけない。無知は悪である。
パワーストーンを論じる本は沢山あるが、成分や組成について書いてある奴はあまり見たことがない。地震や台風、大雨などは近年大きな問題になっている。自分は陰謀論的な言説の一部は信じる部分もあり、その場合は地学の知識の範疇を逸脱するのだが、メカニズムとして地震や台風、大雨について知っておく事は無意味ではない。その意味でこのフォトサイエンス地学図録を常備して読んでみるのは大切なことだと思う。実は地学こそが日常生活と最も密接に関係する理科分野なのである。
定価が千円程度なので、是非大型書店で探して読んでみたらいいと思う。
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