今回取り上げるのは、日本人の為の宗教原論、という本。数学の本を書いた人が宗教の本を書くというのはかなり珍しい。
それも小室氏の経歴をみたら頷ける。
氏は京大数学科卒で、経済学と法学の大学院を出ていて、MIT、ミシガン大学、ハーバード大学に留学している。
氏のライフワークは数学、経済学、法学を融合させた社会学の確立らしい。
憲法の本とか天皇制の本とかも書いているので、氏こそ万能人と呼ぶにふさわしい。
取り上げた本も決して易しい訳ではないが
読みやすい。波長があっている感じがするのだ。
試しに四柱推命で占ったら自分とよく似た命式が出た。月支元命が同じ印綬で日支蔵干も印綬、年支蔵干が正財まで同じだった
ので、通変星が殆ど同じという事になる。
まあ四柱推命では似た運命という事になるかな?自分は氏のように万能人という訳ではないが、数学や物理学の本も読むし、宗教の本も読むし、学生時代には司法試験の予備校に通っていた事もあるので、興味の間口が広い点は似ているのかもしれない。
氏は40才を過ぎてから社会的に活躍しだした。所謂大器晩成タイプ。自分はどちらかと言うと早熟タイプだが、大器晩成を目指してもう少し頑張ってみようかな?
取り敢えず、日本人の為の宗教原論は通読した。次は数学嫌いの為の数学入門を読んでみよう。