本日。
Joeさんのオススメで読み進めていた恩田陸「麦の海に沈む果実」を読み終えました!
たまの休みにも外は雨。
小降りになったのを見計らって、カメちゃんの水換えを手早く済ますと、後は部屋で読書ザンマイという訳。
恩田陸作品は「夜のピクニック」ぐらいしか読んだことがなかったので、先の「象と耳鳴り」もそうだったけど、「こういう作品を書くヒトなんだ」という新しい発見がまたひとつ。
二月の最後の日に転入してきた主人公、理瀬。
学園には、二月の転入生は破滅をもたらすとの伝説が・・・。
「夜のピクニック」にはない、どす黒い空気が常に渦巻いています!
校長をはじめ、いわくありげな在校生たち・・・。
陸の孤島で、次々におこる血なまぐさい事件・・・。
最後まで読み終えた今も、なんだか夢から覚めたような気がしません。
きっと。この前後の作品を読むことによって、より理解を深めていけるモノなのかも知れませんね。
ということで。
何冊かすでに注文してしまいました~!
これからも、よき亀先案内お願いしま~す。
次は、「黄昏の百合の骨」なんてどうでしょう。
理瀬のその後が読めます。
キャラはもちろん違いますが、黎二やヨハン、憂理のことを考えているシーンが出てきます。
つい先日、再読しましたが、やられました。
「黒と茶の幻想」は、憂理もキャラのひとで出てきます。
現在ではなく、過去のお話でですが。
あとは…短編ですが「図書室の海」にも理瀬のお話があった気が。
最寄の書店とアマゾンからの取り寄せで、もう全て手元に揃っておりますよ!
あの「三月は深き紅の淵を」までも・・・。
注文した翌日には届いていたので驚きました~。
オススメ通りさっそく「黄昏の百合の骨」に没頭してみますね。
これからも的確な恩田ナビよろしくです!