意外なふたり

　伊坂幸太郎と斉藤和義は繋がっていたらしい。
　「ラッシュライフ」や「ゆかいな泥棒たち」などで知られる伊坂だが、会社勤めをしながら小説を書いていた五年前、斉藤の「幸福な朝食　退屈な夕食」という曲を聴いて、小説に専念することを決心したのだという。

　先日、買った斉藤和義の最新アルバム「Ｉ　LOVE　ＭＥ」は１０曲のＰＶ入りのＤＶＤ付き。
　わが愛車は走り出してしまうと映像が映らなくなってしまうもので、そのＤＶＤをあくまでＣＤとして聴いていました。^^;
　高野健一「さくら」の歌詞を丸暗記してしまったボクは、その中の「ベリーベリーストロング～アイネクライネ～」という曲に興味を持って繰り返し聴いていたのです。
　そして、つい先日知ったところによると、この曲は、斉藤ファンを公言していた伊坂が斉藤のために書いた「アイネクライネ」という小説のアンサーソングとして斉藤が書いたコラボ作品だったのです。
　シングルカットされたこの曲の初回限定盤は、伊坂の「アイネクライネ」と続編「ライトヘビー」の短編小説二編に、「ブラックジャックによろしく」などで知られる（ボクはよく知りませんが。）漫画家佐藤秀峰（斉藤ファン）の漫画付きらしいです。
　その初回限定盤は現物入手出来てないので、「アイネクライネ」なる小説がいかなる話なのかは知るよしもありませんが・・・。（たぶん強い絆の話ですよね？）
　そこで、こんな本をアマゾンでみつけて買ってみました。
「伊坂幸太郎×斎藤和義　絆のはなし」

　二人の対談に、二人の年表付き！

　意外な二人が実は強くつながっていたのね！？