「天狗童子ー本朝奇談(にほんふしぎばなし)」佐藤 さとる著。
「ややややや。」
そんな声をあげるのも、無理はありません。
アマゾンで捕獲した「天狗童子」が陸路、我が家に無事到着。
「陽気なギャングの日常と襲撃」に触れ密着したあとは、この「天狗童子」の封印を解いてみることにしました。
児童書ながら、おためごかし(子供だまし)は書かないという先生が、30年間も温め続けてきたと言う作品が、いよいよ天狗となって羽化?
思わず期待をしてしまうというもの・・・。
時は戦国時代。
上州・否含山(いなふくみやま)の山番で笛吹きの名手でもある与平のところに、ある晩、大天狗がカラス天狗を伴なって表れる。
カラス天狗の九郎丸(くろうまる)に笛を教えてやってほしいと、いうのだった。
引き受けた与平は情がわいて、九郎丸が天狗に戻る為のカラス蓑を焼いてしまおうとするのだったが・・・。
カラスだけに名前が九郎(クロウ)なのかな?
カラス蓑など、天狗の使う道具や天狗屋敷の仕掛けも面白い。
カラス蓑をつけて、天狗に変身する様は「ハウル」を思い浮かべてみたり、名前が似てるというだけで、「妖怪大戦争」の「麒麟送子」を思い浮かべてみたりと。
近頃。河童をよく見かけていたが、水の河童に対して空の天狗とは、日本の妖怪の代表選手かも知れませんね。
いまの時期。出かけようにも外は雨。
ならば、読書に耽ってみたり、はたまた遠いフランクフルトに思いを馳せてみたり(?)・・・と、日常とは、ちょっと違う世界を覗いてみるのもいいかも知れませんね。
そろそろ梅雨入りなんですかね
憂鬱に思うとどこまでもユウウツだけど
普段と違う世界を覗いたり
身を置いたりするのも悪くないかも
雨の日はそういう日だって思うと・・・
あんまり続くと困っちゃいますけどね
曇り空に「もうちょっと待って。」と思えど、そんなこととは梅雨知らずって感じです・・・。
雨の日は、そういう日なんだと割り切っちゃうのも、ひとつの手ですよね~。
どうします?
大天狗さまがカラス天狗をつれて、「この子に踊りを教えてやってくれないか。」って現れたとしたら・・・。
カラス天狗は我が家の嬢のお友達になってくれますかね??
教えちゃいますよぅ??
ん?本読んでから決めたほうが良いかな??
返事が大変遅れまして誠にすいませんでした
何気に大天狗様に天狗山に連行されて、手も足も出なかったかめよこでしたが、なんとか無事戻ってくる事が出来たのでした。
もちろん。モノスヤさん宅の大鬼様に負けず劣らず、大天狗様は怖いお方ですよ~。
もちろん。カラス天狗は、お嬢のよいお友達になってくれます。
是非とも教えてあげてくださいな。
そして、WAになっておどりましょ。天狗舞っ!