昨晩のふれあいパークみのでの宿は私にとって息抜きと同時に最も快適に過ごせた一日の夜でした。
温泉といい、プールといい、部屋の広さも8畳ぐらいかな、早朝も快適に出発できた。
前日フロントで早朝出発8時前は自動ロックされる自動ドアの話を聞かされていた。
目が覚めた時間は5時前でした。
荷物の整理から忘れ物無いよう又部屋の清掃‥ゴミ入れ準備を整えリュックを背負い部屋を出た。
6時10分前靴入れは鍵のかかった靴箱がある。
靴を鍵箱から取り出して靴を履きリュックを背負い自動ロックのドアが開く外へ出る。
一端外へ出て自動扉が閉まってしまうと8時まで自動ドアは二度と開かない。
二度と8時までは開かない、そのことを聞いて知っていたが部屋に忘れ物がある事に気付いた。
一瞬のうちに気付き閉まったはドアに慌てて近づいた。
自動ドアは開いてくれた。
あわてて土足のまま部屋に行き忘れ物の金剛杖を取りに行った。
遍路旅の中で歩き遍路には最も大切な金剛杖を忘れることは出来ない代物です。
金剛杖は同行二人と云って弘法大師と共に歩くと言われている。
チェックアウトの際、部屋の鍵はフロントで指定されたテーブルの箱に置くとなっていた。
部屋に戻るときに慌ててフロントの鍵を又手元にとって鍵のかかった部屋に入った。
部屋の中に置いた有った金剛杖は大事に扱い出発の際は出掛けることに注意が行っていた。
改めて部屋の鍵をフロントへ置き雨具を身につけ雨の降る夜明けの山間の多度津町へ出ました。
もう二度とドアは開かない部屋に行けない、と思いながらの雨の中の出発でした。
5時50分早朝山間ふれあいパークみのを出ると外は暗く雨が降る中舗装道路6km先73番出釈迦寺まで歩きます。
山間の舗装道路は全く車の往来が無く暗くて寂しい一人旅。
山間県道から48号線と交差し左折する。
途中高松自動車道下を抜けて国道11号線を又左折して暫く道なりに歩く。
国道11号線脇に大池が左に見えてきた。
コンビニ自動車店がある国道11号を雨の中歩いていると時々声がかかる。
通勤途上の運転手から・頑張って・と大きな声が耳に入って消えていく。
私は手を振りその声に感謝に意を表した。
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